「毳毛」ってなんと読む?「けけけけ」?…まさか!みなさんにもはえていました!
明日・11月20日は『毛布の日』という記念日です。
毛布の主要産地であ大阪府泉大津市で『泉大津毛布まつり』が行われる11月と、国産毛布が初めて生産された明治20年にちなんだ日付なのだとか。
全国的に「そろそろ毛布を敷きましょう」いう時期ですよね。温かくふわふわした感触は、冬の楽しみの一つでもありますね。
本日は「毛」という字の入った難読クイズをお送りします。
【問題1】「毳毛」ってなんと読む?
「毳毛」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「胎生期に一次毛包から発生した一次毛」…つまり、本来の意味での、赤ちゃんの「うぶげ」的な、初めて生える毛の事です。
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 毳毛(ぜいもう) です。
「毳毛(ぜいもう)」…一般的な使用頻度は低い言葉ですが、「赤ちゃん(胎児を含む)に最初に生える毛」を指す言葉です。なんと、約0.05mmほどの細さで、長さも数㎜しかないのだそうです。
一般的に、柔らかい全般を「産毛(うぶげ)」と呼びますが、言葉本来の意味をつきつめた「産毛(うぶげ)」は「毳毛(ぜいもう)」という形で解釈されているようです。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「尨毛」ってなんと読む?
「尨毛」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「動物の、密生し長くふさふさした毛。」という意味の言葉です。
<使用例>
「実家で秋田犬を飼っていて、この時期はまさに尨毛という感じで、モコモコよ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 尨毛(むくげ) です。
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本日は、11月20日『毛布の日』にちなんで、「毛」という字の入った難読クイズで、
・毳毛(ぜいもう)
・尨毛(むくげ)
などの日本語の読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:日本毛布工業会ウェブサイト/『精選版日本国語大辞典』(株式会社小学館)/『日本大百科全書(ニッポニカ)』(株式会社小学館)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱