【第1問】おでんの卵など箸でつかみにくいものは、箸で突きさして食べてもよい?

「YES」と答えたあなた、不正解です。

おでんの大根や卵など厚みのあるものは箸でつかみにくいですよね。とはいえ、箸で突きさして食べるのは“刺し箸”という嫌い箸にあたります。箸で一口サイズに切り分けてから、口に運びましょう。

ただ、大根はともかく、卵を箸だけで切り分けるのはかなり難しいもの。ともすれば、卵が滑って皿の外に飛び出すなんて粗相の元ですので、無理せず両手を使いましょう。

利き手が右手の場合、左手に紙ナプキン(できれば懐紙が望ましい)を持って卵を押さえ、しっかり安定した状態で箸を入れれば、卵がすべることなくきれいに切り分けることが可能です。

なお、おでんや鍋料理でやりがちな嫌い箸としては、上記の刺し箸以外に、逆さ箸(箸を逆さにして手で持っていた部分を鍋につける)、迷い箸(鍋のうえで「どれにしようかな」と箸をうろうろ動かす)、渡し箸(取り皿の上に箸を置く)などがあります。うっかりやってしまわないように注意しましょう。

【第2問】取り皿は手で持ち上げてもよい?

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WRITING :
中田綾美
EDIT :
谷 花生