「砂滑」ってなんと読む?「さかつ」ではなく…かわいい生き物ですよ!
明日はクリスマス。週末も重なっており、楽しみな予定のある方も多いのでは?
12月25日といえばクリスマス…というイメージが強いですが、実は『スケートの日』とも言われており、スケート場が割引などのサービスを行う例も多いようです。
1861(文久元)年の12月25日、北海道の函館に滞在していたイギリスの探検家・ブラキストン氏が、日本で初めてスケートをした…という記録があることにちなんでいるようですが、
「日本初のスケート」と言われる例が他にも何件か存在するため、「日本初」という部分に関する正確な真偽は微妙なようです。
ともあれ、フィギュアスケート、スピードスケートともに、日本でも大変人気のあるウィンタースポーツですし、スケート関連のサービスが充実した日、というのはうれしいですね。
スケートといえば「滑る」…本日は「滑」という字の入った読み仮名クイズをお送りします。
【問題1】「常滑焼」ってなんと読む?
「常滑焼」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:愛知県常滑市付近で造られる陶磁器の総称で、陶磁器のブランド名的な意味合いも持ちます。
使用例:「祖母から、『日本茶は、常滑焼の朱泥の急須で入れると美味しい』と教わったわ。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 常滑焼(とこなめやき) です。
例文のように、日本茶をいれる道具には「常滑焼(とこなめやき)」を…とおっしゃるご年配の方も多く、年末年始に日本料理をいただく機会に、「常滑焼(とこなめやき)」に触れることも多そうです。
「九谷焼」「萩焼」などと並んで有名なブランドでもありますので、読み方や特徴など、常識的な範囲は覚えておきたいですね。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「砂滑」ってなんと読む?
「砂滑」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:愛らしい海の生き物名です。水族館でも出会えるケースが多そうです。
<使用例>
「近くの水族館で、砂滑のショーがあって、とても可愛いの!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 砂滑(すなめり) です。
「砂滑(すなめり)」は、インド洋から日本の沿岸近くに分布しており、瀬戸内海では天然記念物にも指定されています。砂の上を滑るように泳ぐことから、この名がついたようです。
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本日は、「滑」という字の入った日本語から、
・常滑焼(とこなめやき)
・砂滑(すなめり)
などの難読熟語をピックアップし、おさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
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- 参考資料:『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)/『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱