今が旬真っ盛りの冬の味覚を楽しみたい方は、極上の空間作りや質の高いサービスで人気の「星野リゾート」が手がける、各地の宿泊施設でいただくお料理はいかがでしょうか。

本記事では「星のや富士」「星野リゾート トマム」「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」「星野リゾート リゾナーレ那須」の4つの施設をご紹介します。それぞれの土地での、冬ならではの食材を使ったお料理や、体験が楽しめる、期間限定のディナーばかりです。

旬の味覚を堪能!「星野リゾート」で“冬”を楽しむお食事4選

■1:焚き火を囲んで狩猟肉(ジビエ)を味わえる「星のや富士」

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「山麓の狩猟肉すき焼き」1名 ¥24,200(税・サービス料込、宿泊料別)

各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。日本初のグランピングリゾート「星のや富士」では、2022年2月28日(月)までの期間、冬季限定メニュー「山麓の狩猟肉すき焼き」が提供されています。

冬の森に設えられた、焚き火を囲む特等席で楽しめるディナーメニュー。1日1組限定のプライベートな特等席は、焚き火に加えて、ブランケットやストーブなどが用意され、冬の屋外でも暖かく快適に過ごせる空間です。

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猪肉、熊肉、鹿肉の3種類の狩猟肉

提供されるお肉は猪肉、熊肉、鹿肉の3種類の狩猟肉(ジビエ)。

狩猟肉は、秋から冬にかけて旬を迎えます。猪や熊、鹿は、秋に餌として木の実などを食べることで、良質な脂を蓄え、香り豊かで力強いうま味のある肉になるのだそう。冬は木の皮やもみがらなどを主食とするため、赤身と脂身のバランスが取れた肉を楽しめる時期なんですよ。

巨峰やレーズンなどのドライフルーツから甘みを出し、牛脂の代わりにはフォアグラを使用、山梨を代表するぶどう「ヤマソーヴィニヨン」の赤ワインを加えた、味わい深い割り下でいただくすき焼きは、まさに絶品です。ソムリエ厳選のワインとともにお楽しみあれ。

お食事を楽しめる時間は18:00〜20:00。公式サイトにて2週間前までに予約が必要なため、お急ぎくださいね。

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■2:北海道ならではの味覚を堪能「星野リゾート トマム」

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「OTTO SETTE TOMAMU」冬限定のディナーコース 全8品 ¥15,730、ペアリング ¥8,500、ノンアルコールペアリング ¥5,000(いずれも税・サービス料込)

北海道最大級の滞在型リゾート「星野リゾート トマム」のメインダイニング「OTTO SETTE TOMAMU(オット セッテ トマム)」では、2022年3月31日(木)までの期間、冬限定のディナーコースが提供されています。

大自然の恵みを享受した北海道ならではの食材の中でも、その時期にその土地で一番おいしいものを使用した料理を提供している「OTTO SETTE TOMAMU」。今冬は、クリーミーな濃厚さが特徴の白子や、柔らかく雑味のないエゾ鹿肉など、冬の味覚を使用した全8品のイタリア料理が堪能できます。

メインの「エゾ鹿肉のアロースト 牡蠣のソース」には、うま味が凝縮され、噛むほどに味わいの広がる、雑味のないエゾ鹿肉を使用。糖度の高い寒締めのほうれん草とオイスターソース、牡蠣の身とフォアグラをペースト状にして焼き上げたメルバトーストなどを合わせることで、より肉のおいしさが引き立てられています。

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ドルチェ「モンテビアンコ ブネ」

また個性豊かなドルチェにも注目。「モンテビアンコ」とはイタリア語で「白い山」という意味のドルチェで、栗のクリームを生クリームで包んだひと品です。円錐状のモンブランは、雪が降り積もったトマムの雄大な山をイメージしているそう。

ほかにも、リゾート内で飼育されている乳牛から絞った「トマム牛乳」を使ったジェラートなどのプリモドルチェ(ドルチェの前に提供されるお口直しのひと品)などにも注目ですよ。

お食事を楽しめる時間は18:00〜20:30。宿泊、日帰り客ともに利用可能で、公式サイトにて予約が必要です。

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■3:冬に一番おいしい食材で楽しむ独創的なフレンチ「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」

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フレンチレストラン「Sonore」冬限定メニュー 1名 ¥18,500(税・サービス料込)

青森・十和田市、奥入瀬渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテル「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」のフレンチレストラン「Sonore(ソノール)」では、2022年3月26日(土)までの期間、冬限定のフレンチメニューが提供されています。

脂がのった鮪や白子、鮫やあんこうなど、冬に一番おいしい食材を使い、独創的なフランス料理に仕立てられています。津軽地方で食べられる郷土料理「あんこうの共和え」をフランス料理にアレンジした小前菜や、百合根やカリフラワー、春菊などの野菜とのマリアージュも堪能いただけますよ。

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雪景色を眺めながら楽しむアペリティフも

コースのはじめは食前酒とおつまみを楽しむアペリティフから始まるのも、レストランの特徴です。ホテルのすぐそばを流れる奥入瀬渓流に、しんしんと降り積もる雪景色を眺めながら楽しめるアペリティフは、「Sonore」の魅力のひとつ。

またそれぞれの料理に合わせたワインペアリングも提案してもらえます。フランス・ブルゴーニュ地方やボルドー地方を中心とした珠玉のワインをお楽しみください。

お食事は17:30〜21:00の間で楽しむことができ、小学生以上の宿泊者のみレストランを利用することができます。公式サイトにて3日前までの要予約です。

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■4:地元の旬の食材をイタリア料理に「星野リゾート リゾナーレ那須」

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「OTTO SETTE NASU 冬限定のディナーコース」大人 ¥15,730、7〜11歳 ¥9,100、4〜6歳 ¥6,500、ワインペアリング ¥8,000(いずれも税・サービス料込)

地域に根ざした農業の営みを観光で体験する「アグリツーリズモリゾート」を、日本で初めてコンセプトとしたリゾートホテル「星野リゾート リゾナーレ那須」。2022年2月28日(月)までの期間限定で、メインダイニング「OTTO SETTE NASU(オット セッテ ナス)」にて地元の旬の食材を使った冬季限定のディナーコースが提供されています。

「OTTO SETTE NASU」のコンセプトは、イタリア語で「地域×地域」を意味する「Regione×Regione」。栃木・那須ならではの食材を使用し、イタリア・トスカーナ州の郷土料理をフルコースとして提供していただけるレストランです。

今冬は、この地で生産されることが多い「いちご」「チーズ」「白ねぎ」などをふんだんに使用。「パスタ 岩魚と韮のトンナレッリ」など、見た目にも独創的で華やかなメニューを楽しめます。

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冷前菜 農園のピンツィモーニオ

ひと目で自然の恵みを感じられるような、那須のおいしさをひと皿にふんだんに盛り込んだ「農園のピンツィモーニオ」。リゾート内の農園「アグリガーデン」で採れた野菜に加え、チーズやヤシオマスなどがお皿に並びます。スティック状の野菜は手でつまみ、収穫をしているような感覚でいただけるそう。

上品なお皿は、那須の陶芸作家である小野澤弘一氏が焼き上げた黒皿を使用。ほかにも笠間焼の作家、酒井敦志之氏の器でいただく温前菜や、笠間焼の陶芸作家であるKeicondo(ケイコンドウ)氏が焼き上げた器でいただくデザートなど、器のひとつひとつにもこだわっているのが特徴です。

時間は17:30〜もしくは18:00〜。宿泊者のみ予約が可能で、公式サイトにて3日前15:00までの予約が必要となります。

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いずれも旬の味覚が堪能できる冬ならではのディナーです。「星野リゾート」の上質で非日常を感じられるような空間の中、それぞれの地域の自然の豊かさを感じながら、冬の食を味わってみてはいかがでしょうか。

※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
この記事の執筆者
フリーランスの編集者・ライター。グルメやスイーツ、ライフスタイル系の記事執筆・編集を中心として活動中。元システムエンジニア、プログラマの経験を持つ。二児の母。趣味は料理、SNS、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買うご褒美スイーツが特に好き。
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EDIT :
小林麻美