開会式で注目!エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)がイタリア選手団を彩る
2022年2月4日(金)開幕した、2022北京オリンピック。
夏季冬季初の同都市開催となった本大会。北京・国家スタジアム、映画監督のチャン・イーモウさんの演出で「1つの世界、1つの家族」をテーマに開催された開会式。
イタリア選手団がまとうユニフォームは、2021年にイタリア共和国功労勲章最高位を受勲したジョルジオ・アルマーニによる「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」のスポーツラインが採用。選手の士気を高めながら、イタリアの高いデザイン性を世界に見せる場にふさわしい選択となりました。
イタリア選手団はイタリア三色旗(Tricolore italiano)カラーで入場
現地21時の気温は氷点下まで冷え込んだという開会式。冬の五輪らしく「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」がデザインしたのは、イタリアの精神を体現する三色旗のポンチョ。鮮やかなカラーリングと共に、機能性に優れた動きやすい袖に裾、また防水性も考慮。
入場行進は開催地・中国による漢字表記による画数順ですが、次期開催国のイタリアは開催国中国のひとつ前。90番目の入場となりました。次回の2026年には、ミラノとコルティナダンペッツォで冬のオリンピックが開かれることになっています。
英語と中国語「意大利」のプラカードと共に登場したイタリア選手団。クラシック音楽の名曲による行進曲でつむがれた開会式。くしくもイタリア選手団の登場時には、イタリア・ヴェネチア出身の作曲家、ヴィヴァルディによる『四季』より“春”が流れ、華やかな高揚感が選手たちを包みました。
ポンチョの下のウエアは一転して鮮やかなブルー。全17日間の会期中、表彰台でのユニフォーム、
ユニフォームとして採用された、フードとセンターファスナーを備えたロイヤルブルーのテクニカルジャケットは、防水透湿性に優れた“東レ・ダーミザックス・ストレッチ素材”が用いられています。イタリア国旗の色からインスピレーションを得たディテール、背中にホログラム効果のある玉虫色で書かれたITALIAの文字、そして左側の内側、胸に近い場所にはイタリア国家がゴールドでプリントされているそう。
ジャケットには、同じテクニカルパフォーマンスファブリックのパンツを合わせて。足元は、冬季五輪ならではの、保温パッドと氷上での使用に適したソールを備えたシューズを合わせ、コーディネートを完成させました。
選手たちの競技と共にそのファッションも楽しめそうです。
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- Precious.jp編集部
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- 生田昌士(hannah)、Getty Images