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プロフィール


 

名前:ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)
出生地:オーストラリア メルボルン
生年月日:1969年5月14日

オーストラリアのメルボルンで生まれ、オーストラリア国立演劇学院で演劇を学んだケイト・ブランシェット。舞台でキャリアを積んだ後、1994年に『Police Rescue』でスクリーンデビューを果たしました。
1998年に出演した映画『エリザベス』でゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞。2004年には映画『アビエイター』でアカデミー賞助演女優賞受賞、2013年には映画『ブルー・ジャスミン』で同賞主演女優賞を受賞しています。
ほかにも『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズのガラドリエル役や『キャロル』(2015年)『オーシャンズ8』(2018年)『ナイトメア・アリー』(2021年)『TAR/ター』(2022年)など、数多くの代表作を持つ名女優です。

プライベートでは1997年に劇作家のアンドリュー・アプトンと結婚。2001年に第1子、2004年に第2子、2008年には第3子を授かっています。また、2015年には女の子の養子を迎えたことも発表しました。

「若いころ」「昔」の写真17選


まず、ケイト・ブランシェットの「若いころ」「昔」の写真をピックアップ。

1994年3月(24歳)シドニー劇場批評家協会賞授賞式

 

1995年(26歳)

 

1997年11月(28歳) オーストラリア映画協会賞授賞式

 

1998年10月(29歳) 映画『エリザベス』プレミア

 

1998年11月(29歳)

 

1999年1月(29歳) 第56回ゴールデングローブ賞授賞式

 

1999年3月(29歳) 第5回 全米映画俳優組合賞授賞式

 

1999年3月(29歳) 第71回アカデミー賞授賞式

 

2000年3月(31歳) 第72回アカデミー賞授賞式

 

2000年(31歳) 映画『ギフト』より

 

2000年(31歳) ロサンゼルス国際空港にて

 

2001年1月(31歳) パリにて

左からカール・ラガーフェルド、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌ、エディ・スリマン、ジョン・ガリアーノ、エレーヌ・メルシエ、ベルナール・アルノー。
左からカール・ラガーフェルド、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌ、エディ・スリマン、ジョン・ガリアーノ、エレーヌ・メルシエ、ベルナール・アルノー。

2002年2月(32歳) 映画『シャーロット・グレイ』プレミア

 

2003年1月(33歳) 第60回ゴールデングローブ賞授賞式

 

2003年7月(34歳) 映画『ヴェロニカ・ゲリン』ロンドンプレミア

 

2005年1月(35歳)第57回 全米監督協会賞授賞式

 

2007年10月(38歳) 映画『エリザベス:ゴールデン・エイジ』UKプレミア

 

「映画」代表作8選


ここからは、チェックしておきたいケイト・ブランシェットの代表出演「映画」を8選ご紹介します。

『エリザベス』(1998年)

プレミアパーティー。左は、ジェフリー・ラッシュと。
1998年10月 プレミアパーティー。左は、ジェフリー・ラッシュと。

シェカール・カブール監督。エリザベス1世の人生を描いた作品。ケイト・ブランシェットはこの作品でゴールデングローブ賞主演女優賞、英国アカデミー賞主演女優賞、放送映画批評家協会賞主演女優賞を受賞した。

あらすじ:16世紀、イングランドでは旧教と新教の争いが激化していた。旧教派の女王メアリー(キャシー・バーグ)は新教派のエリザベス(ケイト・ブランシェット)を投獄。やがてメアリーは他界し、エリザベスが若干25歳にして女王となる。彼女は国を新教に統一することを決定するが、これに怒ったローマ法王が刺客を差し向け…。

『ロード・オブ・ザ・リング』(2001年)

左は、イアン・マッケラン。
2001年1月 ナショナル・ボード・オブ・レヴュー・アウォード。左は、イアン・マッケラン。

ピーター・ジャクソン監督。J・R・R・トルーキン著の『指輪物語』を原作としたファンタジー映画。ケイト・ブランシェットはエルフのガラドリエル役を演じ、シリーズ全3作に出演したほか『ホビット』シリーズにも同役で出演している。

あらすじ:ホビット族の青年フロド(イライジャ・ウッド)は、叔父のビルボ(イアン・ホルム)からある指輪を受け継ぐ。それはかつて闇の冥王サウロンが世界を破滅させる力を封じ込めて作ったものだった。生き残ったサウロンの魂が、再び世界を闇の支配下におこうと指輪を狙っているという。フロドは仲間たちと共に、指輪を葬るための危険な旅へと出発する。

『ヴェロニカ・ゲリン』(2003年)

 

ジョエル・シューマッカー監督。キャロル・ドイルのノンフィクションが原作。アイルランドのダブリンで麻薬犯罪を追及し続けた、実在のジャーナリストの半生を描いた作品。

あらすじ:1994年、アイルランドでは麻薬関連の犯罪が急増。ジャーナリストのヴェロニカ(ケイト・ブランシェット)は、子どもたちにまで麻薬が蔓延している事実に憤りを覚え、取材を開始する。しかし、裏社会に深入りしてしまったヴェロニカは、犯罪組織に命を狙われてしまう。

『アビエイター』(2004年)

左から、レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ブランシェット、監督のマーティン・スコセッシ。
2005年1月 フランスプレミア。左から、レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ブランシェット、監督のマーティン・スコセッシ。

マーティン・スコセッシ監督。実在の大富豪で実業家のハワード・ヒューズの半生を描いた作品。ケイト・ブランシェットは女優のキャサリン・ヘプバーン役を演じ、アカデミー賞をはじめ数多くの賞を受賞した。

あらすじ:18歳で亡き父の事業を引き継ぎ大富豪となったハワード・ヒューズ(レオナルド・ディカプリオ)。その遺産をつぎ込み航空アクション映画を完成させ、一躍ハリウッドセレブの仲間入りを果たす。有名女優のキャサリン・ヘプバーン(ケイト・ブランシェット)に出会い恋に落ちたハワード。その後もヒット作を生み出したり冒険飛行家となるが、その栄光は長く続かなかった。

『アイム・ノット・ゼア』(2007年)

左から監督のトッド・ヘインズ、ケイト・ブランシェット、マーカス・カール・フランクリン、ミシェル・ウィリアムズ、リチャード・ギア。
2007年10月 ニューヨーク映画祭。左から監督のトッド・ヘインズ、ケイト・ブランシェット、マーカス・カール・フランクリン、ミシェル・ウィリアムズ、リチャード・ギア。

トッド・ヘインズ監督。歌手ボブ・ディランの半生を6人の俳優たちが演じた作品。ケイト・ブランシェットもボブ・ディラン役を演じ、ゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞した。

あらすじ:詩人、無法者、映画スター、革命家、放浪者、ロックスター…。さまざまな人格を投影した6人のディラン。やがて明らかになる伝説のアーティスト、ボブ・ディランの実像とは…。

『ブルー・ジャスミン』(2013年)

左から、ケイト・ブランシェット、監督のウディ・アレン、サリー・ホーキンス。
2013年8月 パリプレミア。左から、ケイト・ブランシェット、監督のウディ・アレン、サリー・ホーキンス。

ウディ・アレン監督。共演は、アレック・ボールドウィンなど。ケイト・ブランシェットはこの作品でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞など数々の名だたる賞で主演女優賞を受賞した。

あらすじ:ニューヨークで贅沢三昧の生活を送っていたジャスミン(ケイト・ブランシェット)は、夫の逮捕によってすべてを失ってしまう。サンフランシスコに住む異母妹ジンジャー(サリー・ホーキンス)のアパートに身を寄せることになったジャスミンだが、現状を受け入れることができない。

『オーシャンズ8』(2018年)

左は、サンドラ・ブロック。
2016年10月 ニューヨーク撮影中。左は、サンドラ・ブロック。

人気映画『オーシャンズ』シリーズのスピンオフ作品。共演は、サンドラ・ブロック、アン・ハサウェイ、へレナ・ボナム=カーター、リアーナなど。ケイト・ブランシェットは、ルー・ミラー役を演じた。

あらすじ:犯罪界の有名人ダニーを兄にもつデビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)が、5年の刑期を終え出所。デビーは刑務所にいる間に緻密に練ったプランを実行すべく、右腕的存在のルー(ケイト・ブランシェット)に声をかける。さらに犯罪のプロも集結し、ファッションの祭典メットガラにて1億5000万ドルの宝石を盗む計画を進めていく。

『TAR/ター』(2022年)

2022年11月
2022年11月 スペシャルスクリーニング。

トッド・フィールド監督。共演は、ノエミ・メルラン、ニーナ・ホスなど。ケイト・ブランシェットはこの作品でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。

あらすじ:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、女性初の首席指揮者であるリディア・ター(ケイト・ブランシェット)。同性愛者であることを公表し、パートナーと養子と共に順風満帆な人生を送っていた。しかし、かつての教え子クリスタ(シルヴィア・フローテ)が自殺。ターが彼女に対してセクシュアル・ハラスメントを行っていた過去が明るみになると、激しい非難を受ける。

「夫/子ども」の写真9選


ハリウッドのおしどり夫婦としても知られるケイト・ブランシェットとアンドリュー・アプトン。3人の子どもを授かり、養子もひとり迎えています。ここからは「夫/子ども」の写真をピックアップ。

夫で劇作家のアンドリュー・アプトンと

1999年1月第4回放送映画批評家協会賞授賞式。
1999年1月第4回放送映画批評家協会賞授賞式。

2001年に誕生した長男ダシエルと

 

2003年2月 エンパイア賞授賞式

 

2005年2月 第77回アカデミー賞授賞式

 

長男ダシエル、次男ローマンと

2005年7月 カルティエ・インターナショナル・ポロ・デー。
2005年7月 カルティエ・インターナショナル・ポロ・デー。

2008年12月 ハリウッド ウォーク・オブ・フェーム・セレモニー

 

三男のイグナティウスと

2017年1月 ニューヨーク。
2017年1月 ニューヨーク。

2015年に養子として迎えた長女エディスと

2017年1月 ゴーストライト・プロジェクト。
2017年1月 ゴーストライト・プロジェクト。

2019年10月 ウーマン・オブ・ザ・イヤー授賞式

 

「ファッション」かっこいい魅力あふれる装い9選


エレガントでかっこいいファッションにも注目が集まるケイト・ブランシェット。大人が着映える、参考にしたいコーディネートを9選で届けします。

遊び心あるカットソーで抜け感を

2020年9月 第77回 ヴェネツィア国際映画祭。
2020年9月 第77回 ヴェネツィア国際映画祭。

白のジャンプスーツとスニーカーでアクティブに

2020年9月 ヴェネツィア国際映画祭。
2020年9月 ヴェネツィア国際映画祭。

クールなレザーオールインワンでハンサムにきめる

2020年1月 ロサンゼルスにて。
2020年1月 ロサンゼルスにて。

まろやかイエローのブラウスで表情が華やぐ

2019年8月 ニューヨークにて。
2019年8月 ニューヨークにて。

ドライな質感のスーツで大人の余裕を演出

2019年8月 第76回 ヴェネツィア国際映画祭。
2019年8月 第76回 ヴェネツィア国際映画祭。

ピンク×ブルーでキャッチーさを叶えて

2019年8月 ニューヨークにて。
2019年8月 ニューヨークにて。

優しいレモンイエローでフレッシュなオーラを

2018年5月 第71回 kカンヌ国際映画祭。
2018年5月 第71回 kカンヌ国際映画祭。

黒の装いにネオングリーンがよく映えて

2016年4月 羽田国際空港にて。
2016年4月 羽田国際空港にて。

すっきりブルーのドレスで颯爽と

2015年10月 ニューヨークにて。
2015年10月 ニューヨークにて。

「美貌遍歴」の写真34選


次に、40代からの「美貌遍歴」をご紹介します。年を重ねるごとに美をアップデートしていく、その様にうっとり。

2009年7月(40歳) オーストラリア版『VOGUE』50周年記念ディナー

 

2014年3月(44歳) 第86回アカデミー賞主演女優賞受賞

受賞作は『ブルー・ジャスミン』。
 

2016年2月(46歳) 第88回アカデミー賞授賞式

 

2018年5月(49歳)コート・ダジュール空港にて

2018年8月(49歳) 第75回ヴェネツィア国際映画祭

 

2019年12月(50歳) ザ・ファッション・アワード 2019

 

2020年1月(50歳)ロサンゼルスにて

 

2022年2月(52歳) 第47回セザール賞授賞式

 

2022年2月(52歳) 第28回全米映画俳優組合賞授賞式

 

2022年2月(52歳) 第28回全米映画俳優組合賞授賞式

 

2023年6月(54歳)ニューヨークにて

 

2022年9月(54歳)第79回 ヴェネツィア国際映画祭

 

2022年10月(54歳)ニューヨークにて

 

2022年10月(54歳)第66回 ロンドン映画祭

 

2023年1月(54歳)BAFTA Tea Party 

 

2023年2月(54歳)ロサンゼルスにて

 

2023年2月(54歳)第25回 衣装デザイナー組合賞授賞式

 

2023年2月(54歳)第73回 ベルリン国際映画祭

 

2023年3月(54歳)Green Carpet Fashion Awards

 

2024年3月(54歳)パリ ファッション・ウィーク

 

2024年5月(55歳)第77回 カンヌ国際映画祭 トークイベント

 

2024年6月(55歳)パリ ファッション・ウィーク Giorgio Armani Prive

 

2024年8月(55歳)映画『ボーダーランズ』スペシャル ロサンゼルス ファンイベント

 

2024年8月(55歳)第81回 ヴェネツィア国際映画祭

 

2024年8月(55歳)第81回 ヴェネツィア国際映画祭

 

2024年9月(55歳)トロント国際映画祭

 

2024年9月(55歳)ニューヨークにて

 

2024年10月(55歳)パリ ファッション・ウィーク

 

2024年10月(55歳)第68回 ロンドン映画祭

 

2024年12月(55歳)映画『クィア/QUEER』イギリス スペシャルスクリーニング

 

2024年12月(55歳)映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』ワールドプレミア

 

2025年1月(55歳)第82回 ゴールデングローブ賞授賞式

 

2025年3月(55歳)映画『ブラックバッグ』イギリス スペシャルスクリーニング

 

2025年4月(55歳)ナショナル・シアター シーズン発表会

 

「現在」の写真3選


世界的な女優として、長年第一線で活躍し続けているケイト・ブランシェット。2025年にはスティーブン・ソダーバーグ監督の新作映画『ブラックバッグ』が公開される予定となっています。
作品はイギリスを舞台にしたスパイサスペンス映画で、共演はマイケル・ファスベンダーなど。ケイト・ブランシェットは二重スパイの容疑者のひとりを演じるとのことで、新たな役どころに注目が集まっています。

2025年5月(56歳)Louis Vuitton Cruise フォトコール

 

2025年5月(56歳)第78回 カンヌ国際映画祭

 

2025年6月(56歳)Serpentine Gallery Summer Party 

 

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EDIT&WRITING :
阿部芙美香