春を迎える3月、東京・六本木の国立新美術館では、イギリスを代表する現代作家であるダミアン・ハーストの大規模な個展、「ダミアン・ハースト 桜」展が開催中です。
咲き誇る幻想的な桜並木の世界。桜を描くダミアン・ハーストの大型絵画個展が六本木で開催
イギリスを代表する現代作家であるダミアン・ハースト。30年以上にわたるキャリアの中で、ハーストは様々な手法を用い、芸術、宗教、科学、そして生や死といったテーマを考察してきました。
ハーストの最新作である〈桜〉のシリーズでは、西洋絵画史の成果を独自に解釈し、色彩豊かでダイナミックな風景画として描いています。
今回、国立新美術館で開催される「ダミアン・ハースト 桜」展は、ハーストの日本初となる大規模個展であり、パリで2021年7月6日から2022年1月2日まで開催された同展覧会の国際巡回展です。
この展覧会のために、107点から成る〈桜〉のシリーズからハースト自身が24点の大型絵画を厳選。幻想的な展示空間を作り上げました。
大きいものでは縦5メートル、横7メートルを超える画面に描かれた風景。儚くも鮮やかに咲き誇る桜並木の下に身を置くと、観る者を幻想的な世界へ誘ってくれます。また、ダイナミックな絵画の他にポスターやポストカードなど、桜を感じられるオフィシャルグッズも会場で販売。
「ダミアン・ハースト 桜」展は5月23日(月)まで開催。桜が咲き誇るこれからの季節にぴったりの展覧会、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
開催概要
- 展覧会名:ダミアン・ハースト 桜
- TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
- 会期:2022年3月2日(水)~ 5月23日(月) 毎週火曜日休館 ※ただし5月3日(火・祝)は開館
- 開館時間:10:00 ~ 18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
- 主催:国立新美術館、カルティエ現代美術財団
共催:日本経済新聞社 - 会場:東京都港区六本木7-22-2 国立新美術館 企画展示室2E
- ※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
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- Precious.jp編集部