この春は、鮮やかで華やかな「ブライトカラーパンツ」で軽やかな足取りを叶えてみませんか? カラーアイテムは挑戦しづらい、と敬遠していた方でも取り入れやすいコーディネート例を厳選しました。
■1:ロベルタ・ベントラーは…フレッシュイエローは程よい抜け感のあるキャメルと合わせて
パリ ファッションウィークを訪れていた、インテリアデザイナーのロベルタ・ベントラー。彼女が選んだブライトカラーパンツは、気持ちも前向きになるような生き生きとしたイエローでした。
足取りを軽やかにしてくれる春顔イエローパンツは、ワイドシルエットそしてタック入りを選ぶことで美脚効果とエレガンスを手にして。そこに親しみやすさを感じるキャメルのタートルネックニットトップスを合わせれば、適度な抜け感が加わってカラーアイテムもトゥーマッチになりません。
シンプルな上下なので、キャメルとイエローという色合わせにマッチするゴールドのモダンな形のイヤリングを投入し、物足りなさを回避しつつスタイリッシュにまとめました。
■2:ヴェラ・ヴァン・エルプは…くっきりとした鮮やかブルーにはやはりり白がお似合い
コペンハーゲン ファッションウィーク中のストリートでスナップされた、モデル、スタイリストのヴェラ・ヴァン・エルプ。どんなカラーも受け止めてくれる白を活用して、鮮やかカラーのパンツコーデにチャレンジしました。
カラーパンツの中でも、ブルーパンツはブルージーンズの延長感覚で穿けるので手を伸ばしやすいもの。そこにニュートラルカラーである白のトップスを合わせれば、爽やかな春風が吹くようなクリーンな印象に着地。リズミカルなカラーコントラストと、ざっくりニットと程よく厚みのあるカットソーという異素材合わせなら、シンプルなワン・ツーコーデでも絵になります。
小物は白黒をセレクトし、大人っぽい表情に。華奢ストラップのトングサンダルとくたっとしたシルエットのホーボーバッグでキャッチーさを上乗せしました。
■3:リンダ・トールは…馴染みの良い暖色系でまとめて上品オーラを放って
デジタルタレント、そしてアイウエアブランド『TOL EYEWEAR』を手掛けるリンダ・トールをミラノ ファッションウィーク中にキャッチ。オレンジとブラウンを調和させることで、落ち着いた大人らしい着こなしへと誘導しました。
上半身はオレンジパンツと同じ暖色であるブラウンで統一すると、まとまりがよくなるうえ、上品に決まります。ダークブラウンのシャツ、ライトブラウンのジャケットで色の奥行きを演出しているのもお見事。
春らしい軽やかさも欲しいので、小物は白をセレクトしました。ぱきっとしたキレの良い白を選ぶことで、落ち着いた色の着こなしに小気味よいシャープさを加味することに成功。
春先にぴったりの、大人に似合う「ブライトカラーパンツ」の着こなしをご紹介しました。
カラーアイテムをうまく取り入れ、この季節ならではのキャッチーな装いをぜひ楽しんでみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香