存在感ある襟がポイントのブラウスをどう着こなすと大人っぽく着映えられるのか、ご紹介します。
甘く見えないアイテム合わせやアレンジのコツをマスターしてください。
■1:テレーズ・ヘレストレムは…万能なデニムとなら爽やかさが光るリッチカジュアルに
ファッションディレクターとして活躍するスウェーデン出身のテレーズ・ヘルストレムは、パリでキャッチされていました。
フリル状になった襟が大きくデザインされた白ブラウスにデニムをコーディネート。
デニムは裾に向かってややフレアシルエットで、足首が見えるくらいの短めの丈で、こなれたムードをアピールしています。
カジュアルなデニムと女性らしいブラウスとのテイストミックスで、新鮮さも十分です。
大きな襟のブラウスをデイリーに気負いなく着こなしたいときは、デニムに合わせるのがおすすめ。
大きめのかごバッグや赤のローファーといった印象的な小物使いも、着こなしにリッチさをもたらしています。
■2:ルイーザ・テレサ・グラスは…ジレのセットアップで甘さを軽減し切れよく
デジタルクリエイターのルイーザ・テレサ・グラスが、ドイツのハンブルグで見かけられたときの着こなしです。
縦に長くV開きをつくり出す襟が特徴的なブラウスを、ジレとパンツのセットアップに合わせていました。
ややクラシックなムードの装いですが、そこがかえって新鮮で、センスのいいアースカラーに白が映えています。
襟の開いた首元に、ゴールドのチェーンネックレスをプラスして輝きを添えているのも、上品なインパクトに。
ブラウスを甘く見せないために、ジレを活用するのが得策です。
セットアップならきちんと感も高まって、大正解といえます。
■3:アルバ・ガラヴィト・トーレは…女子力UPが狙えるスカートの装いには相性抜群
2021年10月末、パリでキャッチされていたのは、デジタルクリエイターのアルバ・ガラヴィト・トーレ。
襟と袖に繊細なレースがあしらわれたブラウスに、ラップ風デザインのフレアスカートを合わせていました。
トレンドのグリーンとの色合わせは、清潔感ある白がよりヘルシーな印象に仕上がります。
ハットをスカートの反対色にしてボルドーをトッピング。
小物に色を差すことで、かえって白ブラウスの存在感が引き立っています。
表情のあるレースの襟はより華やかさがあり、絵になるフェミニンな着こなしが完成。
パールのピアスとともに、顔周りに品のいいニュアンスづけに。
大きな襟が特徴の白ブラウスを着こなした3人をピックアップしました。
デニムでこなれたカジュアルに、ジレのセットアップでハンサムに、フレアスカートで軽やかなエレガンスに、というように、ボトムによってさまざまな雰囲気の着こなしが楽しめます。
いち早くチェックして、春らしいブラウススタイルを楽しんでください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀