ネイビーとホワイトの組み合わせたスタイルは、知的で清潔感があり、どんな場面でも好印象を与えてくれる絶対的な信頼感がある。そこで、メンズプレシャスでは日本のスニーカーブランド「アサヒシューズ」のデッキシューズと、「カルーゾ」のネイビースーツを組み合わせた、ネイビーとホワイトのツートーンスタイルを提案する。

ヴァルカナイズド製法で作られたこだわりの1足

スニーカー¥11,000(シップス 銀座店〈シップス バイ アサヒ〉)

日本におけるスニーカーの屋台骨として支えてきた、シューズメーカー「アサヒシューズ」に、『シップス』が別注をかけたデッキシューズ。70年代のアメリカ海軍のデッキシューズをベースに、当時の靴型を再現した1足だ。現在では数少ないヴァルカナイズド製法で作られたこだわりのスニーカーは、ベーシックなデザインにやや細身の形がスーツにもよく合い、なんと言ってもネイビーアッパーにホワイトのラバーソールが圧倒的に上品かつ爽やかで、大人が履くべきスニーカーの代表格と言える。

シップス 銀座店

これからの時期にぴったりな、ネイビーとホワイトのツートーンスタイル

スーツ¥209,000(伊勢丹新宿店〈カルーゾ〉)、シャツ¥29,920〈エリコ フォルミコラ〉・スカーフ¥22,000〈フラテッリ ルイージ〉・スニーカー¥11,000〈シップス バイ アサヒ〉以上/シップス 銀座店

ネイビースーツにホワイトスニーカーは定番であるが、アッパーがネイビーのスニーカーを合わせるのは意外に新鮮だ。スニーカーのソール、袖口や襟元から除くシャツ等、白の見える面積を控えめにすることで、色のコントラストがつき、ただ爽やかなだけでなく、知的で色気を感じさせるスタイルになる。

ネイビーの魅力は、色の濃淡があること。同じネイビーでも、スーツ、スニーカー、スカーフ、とアイテムによって色味が若干異なるので、シンプルな色使いでもまとまりが出るというものだ。また、「カルーゾ」のダブル4Bスーツは端正な見た目ながらも、ウールジャージー素材なので軽い着心地だ。しかしながら、しっかりとしたスーツの見た目は高いテーラリング技術を有する同ブランドならでは。パッチポケットやドローコード付きのパンツなどのディテールもカジュアルなので、革靴よりもスニーカーと合わせた方が面白味がある。

このような組み合わせであれば、これからの時期にぴったりのスタイルになるので、初夏の装いとしてどうだろうか。合わせるアイテムも特別な物ではないので簡単に真似することができるはずだ。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
島本一男(BAARL)
STYLIST :
土屋大樹