【目次】

【1】おばさん見えしない簡単ひとつ結び


■後れ毛がこの長さだから老け見えしない! ラフでこなれ感のあるひとつ結び

\ROIの小西浩純さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

<アレンジ方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>手ぐしでゆるっとまとめてひとつ結びにする
手ぐしでざっくりと集めた髪をひとつ結びにする。
手ぐしでざっくりと集めた髪をひとつ結びにする。
<STEP.2>頭頂部の毛束をつまんで引き出す
トップに高さを出すイメージで引き出す。毛束は全方位へ細かくつまむイメージで。
トップに高さを出すイメージで引き出す。毛束は全方位へ細かくつまむイメージで。
<STEP.3>生え際に沿って後れ毛を細かく出す
結んだ毛束を抑えながら、耳裏、襟足を少しずつつまんで引き出す。生え際に沿って引き出していくと綺麗にまとまる。
結んだ毛束を抑えながら、耳裏、襟足を少しずつつまんで引き出す。生え際に沿って引き出していくと綺麗にまとまる。
<STEP.4>コテで後れ毛にニュアンスをつける
コテは19mmを使用。25mm以下のできるだけ細いものを使って。後れ毛の中間から毛先にかけて外巻き、内巻きとMIXに。
コテは19mmを使用。25mm以下のできるだけ細いものを使って。後れ毛の中間から毛先にかけて外巻き、内巻きとMIXに。
<STEP.5>毛先をワックスで散らす
ワックスは硬めのキープ力のあるものを使用。量は少し多めに、親指の爪くらいの大きさがベスト。まとめた毛先をつまみながらワックスをつけて動きを出す。仕上げに、後れ毛にもワックスをつけて。
ワックスは硬めのキープ力のあるものを使用。量は少し多めに、親指の爪くらいの大きさがベスト。まとめた毛先をつまみながらワックスをつけて動きを出す。仕上げに、後れ毛にもワックスをつけて。

「狙ったところにニュアンスをつけるなら、後れ毛をしっかりと巻くのが正解。できるだけ細めのコテで、毛先を外ハネ、内巻きワンカールと交互に巻きましょう。毛先に動きが加わって絶妙な毛流れになります」(ROI デザイナー 小西浩純さん)。

老け見え防止!疲れたおばさんに見えない「簡単ひとつ結び」

【2】短くても映える! 仕事シーンにも使える「大人ひとつ結び」


■くるんとした毛先の表情がポイントのアンニュイスタイル

\kakimoto arms 新宿店の野村友理香さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

<アレンジ方法>

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>毛先は平巻きで1カール外巻きに
カールアイロンで毛先だけ1カール外巻きに。
カールアイロンで毛先だけ1カール外巻きに。
<STEP.2>もみあげより前にある髪は縦方向にリバース巻き
毛束の中間あたりから、毛先に向かってリバース巻きに。
毛束の中間あたりから、毛先に向かってリバース巻きに。
<STEP.3>髪を後ろにまとめたら、束ねる前にもみ上げ部分の髪を引き出しておく
ゴムで結ぶ前に、耳より前に生えている髪を引き出しておくこと。
ゴムで結ぶ前に、耳より前に生えている髪を引き出しておくこと。
<STEP.4>襟足ぎりぎりのところで毛束をひとつに束ねる
もみあげを引き出したら、髪をひとまとめにして、なるべく低い位置でゴムで結ぶ。
もみあげを引き出したら、髪をひとまとめにして、なるべく低い位置でゴムで結ぶ。
<STEP.5>束ねた中からひとつまみ分の毛束でゴムを隠すように巻き付ける
ゴムを隠すように毛束を巻き付けたらアメピンで固定。
ゴムを隠すように毛束を巻き付けたらアメピンで固定。
<STEP.6>片手でゴムを押さえ、もう片方の手で後頭部の髪を握り少しだけ引き出す
後頭部の丸みをつくるように、髪を引き出す。
後頭部の丸みをつくるように、髪を引き出す。

「束ねた部分とふんわりさせた部分とでシルエットにメリハリをつけると小顔に見えるんですよ。ぜひ、お試しください」(kakimoto arms 新宿店 スタイリスト 野村友理香さん)。

短くても映える!うねりを効かせた「大人ひとつ結び」

【3】きっちり感も兼ね備えた「華やかなひとつ結び」

■ハーフアップ+ひとつ結びで、広がりやすい襟足を引き締める!

\ACQUA aoyamaの小室里奈さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

<アレンジ方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>耳の先端より上の髪を束ねてゴムを結ぶ
頭頂部の髪を、両耳の先端の延長線上でゴムで束ねる。
頭頂部の髪を、両耳の先端の延長線上でゴムで束ねる。
<STEP.2>結び目の上に穴をつくる
くるりんぱをするための穴を結び目の上につくる。
くるりんぱをするための穴を結び目の上につくる。
<STEP.3>穴に毛束を通して、くるりんぱをする
 
 
穴に毛束を通したら、毛束を左右に引っ張って結び目を引き締める。
穴に毛束を通したら、毛束を左右に引っ張って結び目を引き締める。
<STEP.4>襟足の髪と一緒に束ねる
ハーフアップにした結び目のやや下あたりを束ねること。
ハーフアップにした結び目のやや下あたりを束ねること。
<STEP.5>ひとつ結びにした結び目にマジェステを付ける
毛束の髪をすくいながら棒を通すと、マジェスタが安定して崩れにくくなる。
毛束の髪をすくいながら棒を通すと、マジェステが安定して崩れにくくなる。

「クセやうねりがなく、真っ直ぐな毛質の方は、アレンジをする前にカールアイロンなので毛先を巻いておくとふんわりとしたニュアンスがつくれます」(ACQUA aoyama 小室里奈さん)。

「ハーフアップ+ひとつ結び」ならボリューム不足の髪も華やかに決まる!

【4】あほ毛をおしゃれにカバーする「スカーフアレンジ」


■菱形をつくってバランスを整える

\kakimoto arms 自由が丘クレオ店の山本真実さんがレクチャー!/

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

<アレンジ方法>

<STEP.1>カールアイロンで髪の中間から毛先を内巻きにしておく

最初にカールアイロンで髪全体を内巻きにしておく。

最初にカールアイロンで髪全体を内巻きにしておく。
<STEP.2>耳より前の髪と耳の後ろの髪を残してひとつに束ねる

後れ毛として耳より前の髪と耳の後ろの髪を1~2つまみ分だけ残しておく。

後れ毛として耳より前の髪と耳の後ろの髪を1~2つまみ分だけ残しておく。
<STEP.3>結び目からひとつまみずつ毛束を引き出す

後頭部を膨らませるように、放射状にひとつまみずつ毛束を引き出す。

後頭部を膨らませるように、放射状にひとつまみずつ毛束を引き出す。
<STEP.4>束ねたゴムを隠すように、髪をゴムに巻き付ける

巻き付けた毛束の先を毛束の後ろでアメピンで留める。

巻き付けた毛束の先を毛束の後ろでアメピンで留める。
<STEP.5>細長く折りたたんだスカーフを毛束の下に通す

正方形のスカーフを対角線上に折り、細長い帯状にすること。

正方形のスカーフを対角線上に折り、細長い帯状にすること。
<STEP.6>両端を頭頂部あたりで交差させる

頭頂部よりもやや前寄りで生え際が隠れないくらいの位置で交差させること。

頭頂部よりもやや前寄りで生え際が隠れないくらいの位置で交差させること。
<STEP.7>交差した根元部分でスカーフをねじる

ねじった部分がボコッと出っ張るようにするのがポイント。

ねじった部分がボコッと出っ張るようにするのがポイント。
<STEP.8>スカーフの端を毛束の下で結ぶ

しっかり結んだら、結び目が見えないようにスカーフの内側に隠す。

「スカーフを耳の上に被さるようにかけるとサイドが出っ張るので、全体のシルエットが菱形になります。特に面長な方は横をちょっとだけ膨らませると、顔の長さが気にならなくなります」(kakimoto arms 自由が丘クレオ店 チーフスタイリスト・山本真実さん)。

気になる「あほ毛」をお洒落にカバー! スカーフを使ったヘアアレンジ

【番外編】ひとつ結びの垢抜けテクニック


■ストレートアイロンで「いつものひとつ結び」を激変!

\SUNVALLEYの渋谷謙太郎さんがレクチャー!/

今回は、いつものひとつ結びやハーフアップなどのシンプルなヘアスタイルを、ヘアアイロンひとつであか抜けさせるテクニックを紹介! おくれ毛や毛先のあしらいで雰囲気がガラリと激変するうえに、仕上げにストレートアイロンでニュアンスを加えることで、グッと洗練された雰囲気にシフトチェンジすることができます。

【BEOFORE】いつものひとつ結び

ニュアンスなしのひとつ結びは手抜き感が出がち。さらに顔周りにストンと落ちるおくれ毛が、疲れた印象を与える。

【Before】
【BEOFORE】

【POINT】アレンジテクニック

おくれ毛にこそ、ストレートアイロンの出番! 顔まわりに残したおくれ毛をアイロンで挟み、内外いずれかに手首を90°回転して滑らせ、Sカールを。おくれ毛のニュアンスこそがあか抜けの鍵。

アレンジテクニックのPoint
アレンジテクニックのPoint

【AFTER】ひとつ結びはおくれ毛にSカールをプラスしてこなれた感を

おくれ毛のニュアンスがフェミニンさを加味。

【After】
【AFTER】

「いつものひとつ結び」を激変させる! 大人女性のためのストレートアイロン・テクニック

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。