「さわやかまめうでまめ」?…いいえ、「莢豌豆」ってなんと読む?
明日は『くるみパンの日』です。
「毎月来る3日」を「毎月くるみっか」…くるみと関連する日、というイメージから、カリフォルニアくるみ協会が、毎月3日を『くるみパンの日』と制定しているのです。
なぜ「くるみ」ではなく「くるみパン」の日かと言うと、日本におけるカリフォルニア産くるみの最大の用途が「製パン」だから。
カリフォルニアくるみ協会では『くるみパンオブ・ザ・イヤー』を毎年開催しており、ウェブサイトでは、さまざまな個性的なくるみパンが紹介されています。…おいしそうです(笑)。
ところで、『くるみパンの日』に「胡桃(くるみ)」の字を使わないのは、ちょっと難しいからでしょうか?
本日は、「胡桃(くるみ)」同様、読めそうで意外と読めない、日用の食材名の日本語クイズをお送りします。
【問題1】「莢豌豆」ってなんと読む?
「莢豌豆」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:別名は「絹莢」です。
<使用例>
「莢豌豆って料理のいろどりによく使うけれど、メイン食材として使うレシピも、いろいろあるのよ。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 莢豌豆(さやえんどう)です。
「莢豌豆(さやえんどう)」は、未熟な状態の豌豆(えんどう)のことで、やわらかく莢(さや)のまま食べられる食材です。この時期は旬で、シャキッとした食感が、とても美味しいですね。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「辣韮」ってなんと読む?
「辣韮」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:塩漬けや甘酢漬けにしていただくのが定番です。
<使用例>
「昔は、カレーライスの付け合わせと言えば、辣韭と福神漬けが定番だったわね。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 辣韮(らっきょう)です。
「辣韭(らっきょう)」の漬物は、ひと昔前はカレーライスの付け合わせとしてお馴染みでしたが、最近はクラシカルなお店でないと出て来ないかも知れません。
辣韭(らっきょう)はユリ科の植物で、漬物に使用されてるのは、鱗茎(りんけい)、つまり、地中にできる地下茎の一部分です。
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本日は、毎月3日の『くるみパンの日』のトリビアと、意外と読めない、日用の食材名から、
・莢豌豆(さやえんどう)
・辣韮(らっきょう)
などの読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/カリフォルニアくるみ協会ウェブサイト/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/独立行政法人農畜産業振興機構ウェブサイト
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱