「せいぎょう」以外の読み方がポピュラー!「生業」ってなんと読む?
明日・6月15日は『生姜の日』です。
生姜は、奈良時代から神様へのお供え物として供えられ、6月15日に感謝祭が行われてきたことが日付の由来だそう。
『生姜の日』に「生姜の魅力を多くの人に知ってもらうきっかけの日にしたい」との願いが込められています。
さわやかな辛みがあり、体を温める食材としても人気を博す食材ですので、上手にメニューに取り入れたいですね。
本日は、『生姜の日』にちなんで「生」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「生憎」ってなんと読む?
「生憎」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「期待や目的にそぐわないさま。」「折あしく。」などの意味を持つ言葉です。
<使用例>
「楽しみにしていたドライブなのに、生憎のお天気になったわね。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 生憎(あいにく/あやにく)です。
もともと、古語の「あや」=感動詞+「にく/にくし」=好ましくない、の複合語で、
「生憎(あやにく)」という読み仮名も辞書に掲載されていますが、
現代の言葉としては「生憎(あいにく)」を使用するのがポピュラーですね。
定番的な難読熟語ですので、読めなかった方は、この機にしっかりインプットいたしましょう。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「生業」ってなんと読む?
「生業」という日本語の「せいぎょう」以外の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「生計のための仕事。」という意味の言葉です。
<使用例>
「趣味で始めたことが生業になるとは!なんでもやってみるものね。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 生業(なりわい/すぎわい)です。
※「せいぎょう」と読んでも、言葉の意味は同じです。
単なる「仕事」ではなく、「生計を立てるための仕事。」を意味する言葉です。
***
本日は、6月15日『生姜の日』のトリビアと、「生」という字の入った日本語から、
・生憎(あいにく/あやにく)
・生業(なりわい/すぎわい/せいぎょう)
などの読み方についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典】『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱