「鮎魚女」ってなんと読む?「あゆぎょおんな」ではありませんよ!
明日・6月22日は、『かにの日』です。
まず、6月22日といえば、占星術の「蟹座」の最初の日ですね。
更に、50音で「か」が6番目、「に」が22番目にあたる…というミラクルも重なり(笑)、
かに料理店として有名な株式会社かに道楽が『かにの日』として制定しています。
食材としての蟹は冬が旬のものが多いですが、
北海道の根室・釧路が名産地として知られる花咲ガニは、夏場に旬を迎えます。ぜひ賞味したいですね!
本日は、魚介類にまつわる日本語クイズをお送りします。
【問題1】「海松貝」ってなんと読む?
「海松貝」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:お刺身や、お寿司のネタとしても人気の貝です。
<使用例>
「海松貝って、実は二枚貝なのね!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 海松貝(みるがい)です。
とても美味しい貝ですよね。
「海松貝(みるがい)」は、別名「海松食貝(みるくいがい)」とも呼ばれます。水管に、「海松(みる)」という海藻が着生しやすく、まるで海松(みる)を食べているように見えるので、この名で呼ばれるようです。
食材としてはおなじみの貝ですが、名前の由来は、意外と知らない方が多かったのでは?
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「鮎魚女」ってなんと読む?
「鮎魚女」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:カサゴ目の海水魚で、食用にもされます。白身で弾力があり、適度に脂ののったお刺身が大変おいしい魚です。
<使用例>
「先日、初めて磯釣りに挑戦して、大きな鮎魚女が連れて感激したわ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 鮎魚女(あいなめ)です。
日本各地の沿岸に分布する魚なので、例文のように、磯釣りしやすい美味な魚としてもおなじみですね。
「鮎魚女(あいなめ)」という名の由来は、縄張りを持つ習性や体に滑りがあることなどが、鮎(あゆ)に似ているから…など、諸説あるようです。
まさに今の時期・春から夏に、最も美味しくなるお魚です。
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本日は、6月22日『かにの日』にちなんで、魚介類にまつわる日本語から、
・海松貝(みるがい)
・鮎魚女(あいなめ)
などの読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/FoodsLink旬の食材百科ウェブサイト
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱