季語「夏蚕」ってなんと読む?「なつかいこ」ではないのです!

明日・6月21日は、令和4年の夏至です。

いわゆる「1年で最も昼が長い日」ですね。なんと、昼と夜の時間差が、4時間以上もあるそうです。

平均的に日照時間の短い北欧などでは、日の光の恵みに感謝し『夏至祭』が開かれるところも…。

本日は「夏」「至」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「夏蚕」ってなんと読む?

この時期の季語でもある「夏蚕」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「養蚕(ようさん)で、初夏に孵化し、飼育される蚕。」の事です。

<使用例>

「このストール、国産のシルクだけれど夏蚕だから、リーズナブルなの。」

読み仮名3文字です。
読み仮名3文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 夏蚕(なつご)です。

季語としては「夏蚕(なつご)」と読みますが、一般には音読みで「夏蚕(かさん)」とも言います。
季語としては「夏蚕(なつご)」と読みますが、一般には音読みで「夏蚕(かさん)」とも言います。

夏季に飼育する蚕は、生育期間が短めなため、とれるシルクの質が少し劣るのだそう。その分、リーズナブルな価格になります。

さて、2問目に参りましょう。

【問題2】「乃至」ってなんと読む?

「乃至」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「あるいは。または。」「~から~まで。」などの意味を持つ言葉です。後者の意味では、法律用語としても使用されます。

<使用例>

「お返事は、メール乃至ダイレクトメッセージなど、私個人のみに宛てた、文書によるデジタルツールでお願いします。」

読み仮名3文字です。
読み仮名3文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 乃至(ないし)です。

なんと!こちらで「乃至(ないし)」と読みます。難しかったでしょうか?

「ないし」という言葉、もともとフォーマルな印象の言葉ですが、「乃至(ないし)」という漢字表記もあるのです。

大人同士の会話でしばしば登場する言葉ですが、漢字表記だと、更に堅いイメージになりますね(笑)。

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本日は、明日の夏至にちなんで、「夏」「至」という字の入った日本語から、

・夏蚕(なつご/げさん)

・乃至(ないし)

などの読み方をおさらいいたしました。

この記事の執筆者
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Precious.jp編集部 
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 参考資料:国立天文台ウェブサイト/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
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小出 真朱