まとうアイテムの数が限られているため、どうしても単調になってしまうのが夏おしゃれの悩み。

そんなときはバッグや靴…ラグジュアリーブランドの小物で、秋のムードを先取りするのが最適解。雑誌『Precious』8月号では特集「マンネリおしゃれにひらめきを! 先取り『秋小物』図鑑」を展開しました。暑い今から実践できて、着こなしをブラッシュアップ! おしゃれの可能性が格段に広がります。

この特集のなかから、今回は「ジル サンダー」、「ヴァレンティノ カラヴァーニ」、「セリーヌ」、「クロエ」の秋小物たちをご紹介します。

主張しないのに記憶に残る。モードの本質を極めた、秋の洗練バッグ【JIL SANDER】

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左から/1.『HALO MINI』[縦10×横11.5×マチ4cm]¥126,500・2.バッグ『WOVEN BASKET MEDIUM』[縦26×横30×マチ13cm]¥327,800(ジルサンダージャパン〈ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー〉)

■1:洒脱なアクセントを生み出す、淡いセージグリーン。むだを排除したクリーンなデザインと軽やかなサイズ感が、プレシャスキャリアの多忙な日常をスタイリッシュにサポート。内側がブラックという意外性にもセンスがにじむ。

■2:レザーを贅沢に編み込んだ新作。かごバッグ感覚で使えて、ラフに転びすぎないところが大人向き。収納力も十分、柔和なオフ白は夏にも秋にもよく似合う。

グラマラスなアクセントで「予定調和なブラック」に終わらせない!【VALENTINO GARAVANI】

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1.靴『Vロゴ・チェーン』[ヒール1cm]¥126,500・2.バッグ『ワンスタッズ』[縦18×横24×マチ10cm]¥440,000(ヴァレンティノ ジャパン〈ヴァレンティノ ガラヴァーニ〉)

■1:エッジィな「Vロゴ チェーン」の装飾が、ローファーの品のよさを際立たせる。ジェンダーレスな一足は、自ら決断し、道を切り拓くキャリア女性の足元を力強く彩る。

■2:端正な美しさの秘密は、ふっくらなめらかなナッパレザーを、表から縫い目が見えない「返し縫い」で仕立てていること。4cm角とコンテンポラリーに進化した、マクロサイズのスタッズがメリハリとビターなアクセントを添えて。内側には2か所のカードスロットを備え、使い勝手も上々。

アイコニックなトリオンフモチーフは気軽に身につけたい【CELINE】

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左から/1.バッグ『トリオンフ フレーム プリーツド パース』[縦30×横20×マチ25cm]¥324,500・2.サングラス『トリオンフ サングラス』¥66,000・3.バッグ『トリオンフ ティーン ブザス』[縦8.5×横16×マチ6cm]¥451,000/すべて予定価格(セリーヌ ジャパン〈セリーヌ バイ エディ・スリマン〉)

■1:モコモコのラムスキンシアリングをラウンドフォルムに仕上げたバッグ。トリオンフ形のメタルハンドルにアイデンティティがひそむ。

■2:テンプルにゴールドのトリオンフモチーフを。

■3:『トリオンフ』シリーズに加わったのは、底のカーブが特徴的な『ティーン ブザス』。丸みを帯びた小ぶりなフォルムは、フェミニンでクラシック。

ポジティブなムード満点、スタイリッシュでサステイナブルな靴&バッグ【CHLOÉ】

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1.靴『ナマ』[ソール5cm]¥99,000・2.バッグ『カティ』[縦14.5×横19.7×マチ7cm]¥304,700(クロエ)

■1:淡い多色使いが夏おしゃれのマンネリを解決。アッパーのニット部分にペットボトルを再利用したリサイクルポリエステル糸を使うなど、重量の40%にリサイクルマテリアルを使用。

■2:真鍮、ウッド、レザー。「クロエ」を象徴する3つの素材を組み合わせたブレスレットが特徴。レザーワーキンググループ(水およびエネルギー使用量、化学薬品・固形廃棄物・排水管理を基に、タンナーを認証する国際団体)から認証を受けた、皮革製造業者との協働によりつくられたという、サステイナブルな面にも共感。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
渡辺修身
STYLIST :
三好 彩
EDIT&WRITING :
今村紗代子、古里典子(Precious)