超難読!「牛縻」ってなんと読む?これが読めたらスゴいです!
明日・7月20日は『ハンバーガーの日』です。
1971(昭和46)年のこの日、ハンバーガーでお馴染みのファーストフードチェーン「マクドナルド」の日本第一号店が、東京・銀座にオープンしたことに由来します。
「マクドナルド」の登場前は、ハンバーグというと、ステーキスタイルのちょっと高級なメニュー…というイメージだったので、
これが手ごろに気軽に食べられるハンバーガーは、大変な話題となったそう。
本日は「牛」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「役牛」ってなんと読む?
「役牛」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「耕作や運搬などに使う牛。」という意味の言葉です。
<使用例>
「役牛は、肉牛の対語です。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 役牛(えきぎゅう)です。
「役牛(えきぎゅう)」…社会科の授業で習ったかもしれませんが、読めたでしょうか?そろそろお子さんたちが夏休みに入り、会話の機会もあるかも知れませんので、
こうした、むしろ子どもや学生のほうが正確に読めそうな熟語は、おさらいしておいたほうが良さそうです。
ちなみに、「農耕や運搬などの仕事に使う家畜」全般を「役畜(えきちく)」と言い、その中でも特に牛が「役牛(えきぎゅう)」です。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「牛縻」ってなんと読む?
「牛縻」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「牛の鼻に通す環。鼻綱。鼻木。」を指す言葉です。
<使用例>
「子供の頃、牧場体験で、牛の牛縻に触ったことがあるわ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 牛縻(はなづら)です。
「牛縻(はなづら)」は、牧場などで飼われている牛の、鼻に通した環や綱、木の事です。
牛の鼻の間の壁にはあまり神経が通っていないそうで、ここに環を通して扱っても、それほど痛みはない、と言われています。
「牛縻(はなづら)」は、牛を扱いやすくするためにつけるものですが、
ふだんはもちろん、病気の牛の診察をする際や、爪のお手入れが必要な時なども、人と牛、双方の安全を守りつつ、スムーズに牛を移動させるための補助になっているようです。
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本日は、7月20日『ハンバーガーの日』のトリビアと、「牛」という字の入った日本語から、
・役牛(えきぎゅう)
・牛縻(はなずら)
などについておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』『日本大百科全書(ニッポニカ)』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/日本マクドナルド株式会社ウェブサイト/株式会社こやま牧場ウェブサイト
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱