「靨」ってなんと読む?いかめしい字ですが、チャーミングなものです!
明日・7月27日は『ニキビケアの日』です。
「夏はとくにニキビの出来やすいシーズンであることから、ニキビケアを見直し、肌トラブルを無くす正しい手入れの方法を啓蒙する」ことが主な目的とされ、7(しっかりと)2(ニキビを)7(なおそう)と読ませる語呂合わせから制定されています。
主にティーンエイジャーが発祥しやすいものは「思春期ニキビ」、大人世代が発祥しやすいものは「大人ニキビ」と呼ばれており、ニキビは大人には無関係、というわけではありません。この日をきっかけに、スキンケアを見直してみてはいかがでしょうか?
本日は、顔やお肌に関連する日本語クイズをお送りします。
【問題1】「靨」ってなんと読む?
「靨」の、日本語の単語として成立する正しい読み方をお答えください。
ヒント:笑顔と関連する言葉で、ある人とない人がいます。
<使用例>
「彼って、知的で静かだけれど、笑うと靨がかわいいのよね。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 靨(えくぼ)です。
「靨(えくぼ)」…笑うとき頬にできる小さな窪みのことですね。
これがあると、笑顔がチャームアップするイメージがありますが、「靨(えくぼ)」という字は、「面」の上に「厭(いや)」「厭う(いとう)」という字が乗った構成になっています。
実は「厭」という字には「厭える(おさえる)」という読み方・意味もあるので、顔に、おさえたようなくぼみができる現象…と、「靨(えくぼ)」を物理的にとらえると、納得できますね。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「皸」ってなんと読む?
「皸」の、読み仮名4文字の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「皮膚がひびが悪化して裂ける現象。」の事です。
<使用例>
「水を扱う仕事をしているから、ケアを怠ると、すぐ皸になってしまうの。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 皸(あかぎれ)です。
「皸(あかぎれ)」という字、読み仮名2文字では「皸(ひび)」とも読みます。
どちらも皮膚に亀裂ができる現象ですが、「軍」という字は「いくさ」を意味しますので、皮膚が表面が傷ついているイメージ、納得できますね。
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本日は、7月27日『ニキビケアの日』のトリビアと、顔やお肌に関連する日本語から、
・靨(えくぼ)
・皸(あかぎれ)
などの読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱