毎日のメイクを満足いく仕上がりにするために欠かせないメイクブラシ。みなさんはどうやってケアをしていますか? 定期的に洗っていても、なんとなく独自のやり方で行っているという人が多いのではないでしょうか。

繊細なメイクブラシは、間違ったケアをしていると筆の毛部分を傷めてしまうことがあります。さらに、目に見えない汚れが付着していることも多いため、ケアを怠ると肌トラブルの原因にも! 

そこで今回は、プロのヘア&メイクアップアーティストにも愛用者が多い「白鳳堂」に、基本的なメイクブラシのお手入れ方法を教えていただきました。

メイクブラシのお手入れ4つのポイント

■1:使用後はその都度「粉を落とす」

その都度行うことで汚れが蓄積されにくくなります

日々使用するメイクブラシ。使用した後に筆に残っている粉をそのままにせず、さっとはたくことがブラシを清潔に保つ秘訣。

毛足の長い筆の場合、使った後にその都度手のひらで筆の表面をやや強めにはたき、粉を落とします。粉が落ちきらないときは、テーブルに敷いたティッシュの上で筆の表面だけを滑らせるように優しくふき取りましょう。このとき、粉が落ちきらないからといって、強く擦りつけるのはNG。毛が傷んでしまい、毛切れの原因になってしまいます。

リップやシャドウブラシなどの毛足が短めで小さなブラシの場合は、テーブルに敷いたティッシュの上で筆の表面だけを滑らせるように優しくふき取ります。

使用後の日々のケアをすることで汚れが蓄積されることなく、使うたびに洗わなくてすみます。

■2:洗うときは「40度ほどのお湯」と「無香料の石鹸」で

洗い方で筆の質をキープできるかも変わってきます。

使っていてニオイが気になってきたり、毛にダマができはじめたら、洗うサイン。洗う際は、必ず40度くらいのお湯で洗うことがポイント。お湯で洗うことで、筆に付着した油分が分解されやすくなります。

およそ40度のお湯に筆を浸します

まずはお湯を適当な容器に入れ、筆の毛部分にお湯を十分なじませます。その後、泡立てた無香料の石鹸を筆の毛部分に適量含ませ、根元から穂先にむかって、汚れを優しく押し出すようになじませましょう。

矢印の方向に優しく石鹸をなじませます
そして根元から汚れを押し出すように洗います

このとき、余分な成分の少ない無香料の石鹸を使うというのもポイント。アルコール等の溶剤入り洗浄剤などを使用すると毛が傷み、毛切れしやすくなります。また、柔軟剤やリンスは筆からの粉ばなれが悪くなり、顔に粉がつきにくくなるので使用は避けてください。

汚れをなじませたら、容器に入れたお湯のなかで筆を振って石鹸を落とします。その際、石鹸が落ちきるまでしっかりと洗うこと。筆に石鹸が残ったまま使用すると筆の劣化や使用感の悪化につながってしまいます。

■3:乾かすときは「くし」でとかし、水気をしっかりオフ!

洗った後に、くしで優しくとかすと長持ちします

洗ったら、すぐに乾かす準備にかかりましょう。つけ置き洗いは絶対にNG! 穂先の脱落、染色を施している毛の色落ちや傷みの原因となってしまいます。

まずは、根元から穂先へと、優しくくしでとかします。徐々に筆を回転させて、均一に。

タオルで水気をしっかりとオフし、形を整えます

その後タオル等で押さえながら水気をしっかり取り、指先で形を整えてから立てて影干しします。そうすることで、筆の毛の形が崩れにくくなるのです。直射日光やドライヤーでの乾燥は毛が弱くなるので、避けてください。

■4:交換は3〜5年が目安。「毎日使うこと」が大事

交換は3〜5年が目安です

お気に入りの筆は長く愛用したいものですが、毛がすり減ってきて粉の含みやタッチが悪くなってきたら、交換のサイン。毛の種類や使う頻度によっても異なりますが、3〜5年が交換の目安です。また、いったん使った筆を長期間放っておくと、毛が朽ちて切れてしまうことも。長持ちさせる一番の秘訣は「毎日使うこと」なのです。

以上、メイクブラシのお手入れのポイントについて4つ、ご紹介しました。

【まとめ/メイクブラシのお手入れ方法 4か条】
1. 使用後はその都度「粉を落とす」
2. 洗うときは「40度ほどのお湯」と「無香料の石鹸」で
3. 乾かすときは「くし」でとかして、水気をしっかりオフ!
4. 交換は3〜5年が目安。「毎日使うこと」が大事

ケアした後のブラシは、ふわふわ、さらさら。より自分の肌にしっくりくるので、毎日のメイクタイムがもっと楽しいものになりますよ。

この記事の執筆者
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PHOTO :
白鳳堂
WRITING :
松崎愛香
EDIT :
高橋優海(東京通信社)