「千切る」って何と読む？「せんぎる」ではありませんよ！
本シリーズ「大人の女性のための知っておきたい日本語常識クイズ」、今回で1000回目を迎えました。ながらくご愛読いただいているみなさま、ありがとうございます。
本日は記念すべき1000回目にちなんで、「千」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「千切る」ってなんと読む？
「千切る」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント：「こまかに切り離す。」「むしりとる。」などの意味を持つ言葉です。
＜使用例＞
「千切るのでは見た目が良くないから、はさみで切りましょう。」
「○○る」。
…さて、正解は？
※「？」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は↓に‼
正解は… 千切る（ちぎる）です。
字を見て、キャベツなどの「千切り（せんぎり）」を連想した方も多いのでは？
「千切る（ちぎる）」という言葉、日常会話でも何気なく使うと思いますが、表記のほうは、意外と認知度が低かったかもしれません。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「千千」ってなんと読む？
「千千」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント：「数が非常に多いこと。また、そのさま。」「種類・変化などに富むこと。さまざま。」などの意味をもつ言葉です。
＜使用例＞
「いろいろな思いが千千に湧いてきて、心が定まらないの。」
読み仮名２文字です。
…さて、正解は？
※「？」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は↓に‼
正解は… 千千（ちぢ）です。
「ちち」ではありませんよ！
「波が千千（ちぢ）にくだける」「心が千千（ちぢ）に乱れる」などの使い方をする言葉です。千が千あるほどに…ということでしょうか？
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本日は、シリーズ1000回目にちなんで、「千」という字の入った日本語から、
・千切る（ちぎる）
・千千（ちぢ）
などについておさらいいたしました。
この記事の執筆者
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- Precious.jp編集部
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- 参考資料：『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』（株式会社小学館）／一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト／『漢字ペディア』（公益財団法人日本漢字能力検定協会）
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- ILLUSTRATION ：
- 小出 真朱
