「酸漿」ってなんと読む?みなさまご存じの、あの植物です!
明日、9月3日は『クエン酸の日』です。9月は、夏バテにより疲れが出やすくなる時期であること、9月3日を9(くえん)3(さん)と読ませる語呂合わせで制定されています。「レモン果実に多く含まれる酸っぱい成分で、疲労物質を減らす力のある天然クエン酸に着目してもらうこと」が目的とされています。酸っぱい食べ物や飲み物を飲んで、夏の疲れを吹き飛ばしていきたいですね。
本日は、「酸」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「酸漿」ってなんと読む?
「酸漿」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「観賞用や食用になるナス科の多年草」の名称です。専用の市がたつほど、日本古来から人気の植物です。
<使用例>
「食用の酸漿って、見た目も美しいし、甘酸っぱい味も上品よね。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 酸漿(ほおずき)です。
※「ほほづき」や、「ほおずき」の古名である「ぬかずき」「かがち」と読む場合もあります)
「酸漿(ほおずき)」…みなさまご存じ、初秋に実が赤く色づくナス科の多年草のこと。実の愛らしさが印象的ですが、茎の部分も生薬などに使用でき、鎮咳・解熱・利尿作用・むくみの解消などの効能があると言われています。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「虫酸」ってなんと読む?
「虫酸」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「胃酸過多で口に出てくる不快な酸っぱい液。」のことです。
<使用例>
「その不快な映像を消してちょうだい!虫酸が走るわ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 虫酸(むしず)です。
例文にも使用した慣用句「虫酸が走る(むしずがはしる)」が、「吐き気をもよおすほどむかむかする」という意味であることは、みなさまご存じでしょう。では「虫酸(むしず)」とは何かというと、「胃酸過多などの影響により胃から口まで逆流してくる酸っぱい液。」なのです。
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本日は、9月3日『クエン酸の日』のトリビアと、「酸」という字の入った日本語から、
・酸漿(ほおずき)
・虫酸(むしず)
などについておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』『プログレッシブ和英中辞典(第3版)』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/インターネット花キューピットウェブサイト/養命酒製造株式会社ウェブサイト
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱