岡山県の古民家の納屋でつくられていた、作業用の椅子がベースに|リビングに、ベッドルームに…取り入れたい、どこか懐かしく、新鮮な『ナヤスツール』
クリーンでいて温もりが漂う、使い勝手のいい優秀スツール
ビーチ材の風合いが息づくスツールは、コンパクトなので持ち運びがしやすく、さまざまな場所に映える。4本の脚部分がカーブを描き、安定感がいいのも魅力。
キッチンで腰掛けたり、リビングの一角で本を読むコーナーにしたりベッドサイドでお気に入りの本やグリーンを置いたり…。どこか懐かしいような、新鮮なような独特な気分を湛えた『ナヤスツール』は、暮らしのなかで使いたくなるシーンが次々と浮かんでくるアイテムです。
『ナヤスツール』という名前の由来は、もともと岡山県の山間(やまあい)にある古民家の納屋でつくられていたところから。この地方に伝わる「備中神楽面(びっちゅうかぐらめん)」という日本の神様を木に彫り起こしてつくる木彫り面を手掛けていた小松勲氏が、作業用の椅子として1974年に生み出し、20年以上もの間使っていたものでした。
その後、しばらくの間納屋に置かれたままになっていた椅子が、神楽面用の材木のなかから発見されたのは'20年のこと。現在は “古”と“新”のデザインを融合させ、物語を紡ぐ物づくりを続けるデンマークの「グリーンホルト」社がそのデザインを受け継ぎ、手掛けています。
古から今へ、日本から北欧へとつながる物語に思いを馳せることで、愛おしさが募ります。
※掲載した商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 唐澤光也(RED POINT)
- STYLIST :
- 中林友紀
- EDIT&WRITING :
- 川村有布子、古里典子(Precious)