国内外に8つの施設を持ち、それぞれが独創的なテーマを持って圧倒的な非日常を提供する「星のや」。星野リゾートが手がける宿泊施設で、季節ならではのアクティビティや、その土地ならではの文化や伝統が体験でき、単なる宿泊施設にとどまらない魅力が満載です。

秋の「星のや」は、まさに“食欲の秋”を楽しめるプログラム揃い。本記事では、今秋「星のや」から提供されるプログラムを5つ、厳選してご紹介します。

「星のや」で今だけの味覚を楽しめる!秋のプログラム5選

■1:屋形舟で渓谷の紅葉を楽しむ「錦秋の朝ごはん舟」/星のや京都

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「錦秋の朝ごはん舟」1名¥61,000、2名¥69,000

京都・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」では、2022年11月20日(日)~12月5日(月)の期間、渓谷の紅葉を眺めながら特製朝食を味わえる「錦秋の朝ごはん舟」が開催されます。

1日1組(1~2名)限定で雅な屋形舟「翡翠」を貸し切り、総料理長特製の朝食をいただく本プログラム。穏やかな大堰川(おおいがわ)をゆっくりと進む屋形舟からは、朝日に輝く渓谷の紅葉が水面に映る美しい景色を楽しめます。

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秋の味覚を堪能できる特製の朝食

朝食のメインとなるのは、平安貴族も舌鼓を打ったとされる、鹿肉のロースにたっぷりのきのこを合わせた紅葉鍋。きのこのうま味に加え、赤身独特の滋味深さが楽しめます。

さらに、栗や銀杏、むかごなど、秋の木の実をふんだんに使い、昆布出汁で炊き上げたご飯や、松茸の佃煮、秋刀魚の有馬煮などを提供。さらに、柿や梨、巨峰などをゼリー寄せにした甘味にも注目です。

こちらは「星のや京都」宿泊者限定のプログラムで、公式サイトにて7日前までの予約が必要です。

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■2:紅葉が夕陽に染まる時間帯に…「紅葉松茸アペリティフ」/星のや軽井沢

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「紅葉松茸アペリティフ」1名¥15,730

「星のや」の始まりの地でもある、長野・軽井沢の「星のや軽井沢」。2022年10月1日(土)~10月31日(月)の期間、1日1組(2名)限定で、秋の味覚を堪能しながら夕暮れ時を過ごせる「紅葉松茸アペリティフ」が提供されます。

アペリティフとは食前酒のこと。棚田の一角に設えられた特等席にて、「星のや軽井沢」のメインダイニングである「日本料理 嘉助」特製の松茸の肴と、松茸と相性のよいシャンパーニュをいただけます。

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松茸とシャンパーニュをともにいただくプログラム

特製の肴は、ジューシーな葡萄の果肉とシャキシャキした松茸の食感が楽しめる「松茸と葡萄の白和え」や、低温調理された松茸と子持ちアユの旨味が口いっぱいに広がる「松茸と子持ちアユのコンフィ」など、信州ならではの秋の味覚を組み合わせたメニューとなっています。炭火台で松茸を焼いていただく、極上の秋の肴も見逃せません。

こちらは「星のや軽井沢」宿泊者限定のプログラムで、公式サイトにて10日前24:00までの予約が必要です。

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■3:芸術と食の秋を楽しむ「東京・ご馳走落語」/星のや東京

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「東京・ご馳走落語」1名¥20,000

東京・大手町の日本旅館「星のや東京」で、2022年11月30日(水)までの期間開催されるのが、落語を通じて秋の旬の味覚を堪能できる「東京・ご馳走落語」です。

江戸時代後期から始まった落語は、江戸の人々のもつ人情や生活ぶりが、旬のささやかなご馳走とともに数多く描かれています。本プログラムでは、宿泊者専用のプライベートスペース「お茶の間ラウンジ」にて、落語協会所属の真打「玉屋柳勢(りゅうせい)」による落語を聞きながら、落語に出てくる旬の味覚と日本酒を堪能できます。

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9月は演目「目黒の秋刀魚」とともに

演目は月によって異なり、9月は「目黒の秋刀魚」、10月は「大工調べ」、11月は「夜鷹そば屋」を披露。食材はそれぞれ、秋刀魚、薩摩芋、蕎麦となります。この催しでは、落語に出てくるような食べ方と、フレンチの技法を用いて調理をした3種類の料理で、旬の味覚を味わいます。

芸術の秋と食欲の秋が同時に楽しめる「東京・ご馳走落語」は、「星のや東京」宿泊者限定のプログラムで、1日6名まで(最少催行人員2名)。公式サイトにて14日前までの予約が必要です。

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■4:食を通して伝統文化を学ぶ「琉球宮廷料理づくり」/星のや沖縄

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「琉球宮廷料理づくり」1名¥25,000

沖縄・読谷村にある滞在型リゾート「星のや沖縄」で、2022年11月30日(水)までの期間開催されるプログラムが「琉球宮廷料理づくり」です。施設内にあるキッチンスタジオ「ゆがふキッチン」で、宮廷料理に精通するシェフより手ほどきを受けられます。

琉球王朝時代の人々のもてなしの心や、沖縄独自の食文化を垣間見ることができる宮廷料理。当時、中国や薩摩から訪れる使節をもてなす際に提供された宮廷料理「東道盆」を作ります。琉球漆器の代表的な器を使ったお料理で、器そのものと盛り付けられたお料理を含めて「東道盆」と呼ばれます。

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体験できる「ヒラガラマチ」づくり

プライベートキッチンで料理を教えてもらえるのは、盛り付ける7品のお料理のうち、中国からの使者のもてなしには欠かせなかった豚肉の料理「シシかまぼこ」と、華やかな彩りが印象的な「花イカ」と「ヒラガラマチ」の3品。

沖縄の方言で「クブシミ」と呼ばれる甲イカに切り込み細工を施す「花イカ」も、拍子木切りしたかまぼこを白ネギと花びらで華やかに仕立てる「ヒラガラマチ」も、沖縄ならではの伝統的なお料理です。

料理体験で作ったお料理を含む7品の「東道盆」を実際にランチとしていただけるほか、伝統の宮廷料理からインスピレーションを得たシェフのオリジナルスープをいただける本プログラム。1日1組(4名まで)限定で、2週間前までの予約が必要です。

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■5:伝統の芋を味わい、畑文化を知る「ハンチメー滞在」/星のや竹富島

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「ハンチメー滞在」1名¥12,100

沖縄・竹富島にある「星のや竹富島」では、2022年11月30日(水)までの特定日限定で、伝統の芋を味わい、竹富島の畑文化を知る「ハンチメー滞在」が実施されます。

「ハンチメー」とは竹富島の方言で「芋」を意味する言葉。本プログラムでは、1日1組(1~3名)限定で、島の伝統的な作物である「竹富芋」を施設の畑で収穫し、採った芋で島民と一緒に芋のお菓子をつくる体験を楽しめます。

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「ンヌイ」と「ビルロー」

収穫された竹富芋で作るのは、芋のお団子「ンヌイ」と、芋のくず餅「ビルロー」の2種類。芋が主食だったころに創意工夫を凝らして生活していた話や、芋をはじめとする島の食文化の話を、島民から聞くこともできるプログラムです。

さらに竹富島には、旧暦9月9日の重陽の節句の際に行われてきた、「ハンチメーの願い」と呼ばれる伝統行事があります。夜光貝の盃に入れた菊酒をいただき、芋など神への供物であるご馳走を食べるという行事です。その行事になぞらえ、客室で竹富芋のおつまみと夜光貝の盃に入れたお酒を楽しむ時間も、プランに組み込まれています。

こちらは期間中、9月23日(金)~25日(日)を除く、日・月・木曜日のチェックイン限定で楽しめるプログラムです。公式サイトにて14日前までの予約が必要です。

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紅葉や伝統芸能、伝統文化など、それぞれの施設が趣向を凝らした体験とともに、秋の味覚を楽しめる「星のや」のプログラム。日常の喧騒から離れて過ごす秋のひとときを、ぜひ心ゆくまでご堪能ください。

※掲載商品の価格は、すべて税・サービス料込み、宿泊料別です。
※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
この記事の執筆者
フリーランスの編集者・ライター。グルメやスイーツ、ライフスタイル系の記事執筆・編集を中心として活動中。元システムエンジニア、プログラマの経験を持つ。二児の母。趣味は料理、SNS、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買うご褒美スイーツが特に好き。
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