「玄人」ってなんと読む?「げんじん」…!?
明日・9月6日は『黒の日』『黒にんにくの日』『ブラックサンダーの日』などなど…9(く)6(ろ)にちなんだ、さまざまな記念日に選ばれています。
これにちなみ、本日は「玄(くろ)」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「玄人」ってなんと読む?
「玄人」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「技芸などに熟達した人。」の事で、「専門家」「プロ」などの類義語です。
<使用例>
「これはもう趣味というより、玄人の域ね!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 玄人(くろうと) です。
※「げんじん」という読み仮名も採用している辞書が、一部にございます。「玄」という字は、「黒い色」のほか、「奥深い道理」や「はるか。とおい。」などの意味をもつ字です。
奥深い道理や、修行のはるかな道を歩んだ人…というニュアンスの言葉が「玄人(くろうと)」です。反対語に「素人(しろうと)」がございます。字は「玄」「素」ですが「くろ」「しろ」が対になっているのですね。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「玄孫」ってなんと読む?
「玄孫」という日本語の「げんそん」以外の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「孫の孫。ひ孫の子ども。」のことです。
<使用例>
「あの方は、この地域の歴史的な偉人の玄孫にあたるのよ。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 玄孫(やしゃご)です。
「玄孫(やしゃご)」という言葉、響きはご存じの方が多いと思いますが、表記から読むことができたでしょうか?「玄孫(げんそん)」とも読みますが、フォーマルな読み方でありながら、言葉の意味をイメージしにくいことからか、一般的には「玄孫(やしゃご)」と表現されるケースが多いですね。「玄孫」という表記に関しては「やしゃご」と読むほうが無難で、誤解など少なく済むかと思います。
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本日は、9月6日、9(く)6(ろ)の語呂合わせにちなんで、「玄(くろ)」という字の入った日本語から、
・玄人(くろうと)
・玄孫(やしゃご)
などの読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱