「シャネル」をはじめとする仏のラグジュアリーブランドが加盟「コルベール委員会」と東京藝術大学による、若手アーティストを対象にしたアワードの優秀作品を一般公開!

 

「シャネル」をはじめとするフランスのラグジュアリーブランドが加盟する「コルベール委員会」は、2017年より東京藝術大学と提携し、若手アーティストを対象としたアワードを開催してきました。

“60年後のユートピア”をテーマに、50人の東京藝術大学の学生がさまざまなアート作品で表現し、そのなかから優秀作品に選ばれた3点がフランス最大のコンテンポラリーアートフェア 『FIAC』に展示され、一般公開されました。この功績から、さらに3年に渡りアワードを継続していくことが決定。その3回目となる開催が今年となります(2019年以降は感染症の影響により、開催が延期されていた)。

コミテコルベールアワード2022の一次審査会陳列館2階
「コミテコルベールアワード2022」一次審査の会場 Photo:永井文仁(C)COMITÉ COLBERT、東京藝術大学

今回は『The beauty of imperfection』(海外では“わびさび”とも訳される)をテーマに、東京藝術大学の学生たちが絵画、平面作品、写真、映像、インスタレーションなどさまざまな作品で表現。そのなかから2022年8月10日(水)に行われた一次審査にて、12作品が選出され、10月14日(金)に優秀作品3点の授賞式が開催されます。

「コミテコルベールアワード2022」一次審査の会場 Photo:永井文仁(C)COMITÉ COLBERT、東京藝術大学
「コミテコルベールアワード2022」一次審査の会場 Photo:永井文仁(C)COMITÉ COLBERT、東京藝術大学

その翌日となる10月15日(土)より、一次審査を通過したこれらの優秀作品が一挙に一般公開されます。さらに、過去の優秀作6点も展示されるとのことで、未来のアーティストたちによる新進気鋭のアートを体感できる、またとない機会となります。

一次審査を通過した作品の一部をご紹介

「コミテコルベールアワード2022」一次通過作品|河津 晃平さんの作品「About sending and forgetting」/Photo:永井文仁(C)COMITÉ COLBERT、東京藝術大学
「コミテコルベールアワード2022」一次通過作品|辻 一徹さんの作品「Enohpomarg」/Photo:永井文仁(C)COMITÉ COLBERT、東京藝術大学
「コミテコルベールアワード2022」一次通過作品|春田 紗良さんの作品「Jardin Fantôme」/Photo:永井文仁(C)COMITÉ COLBERT、東京藝術大学
「コミテコルベールアワード2022」一次通過作品|山田 彩七光さんの作品「NOON」/Photo:永井文仁(C)COMITÉ COLBERT、東京藝術大学

「コルベール委員会」と東京藝術大学による、未来の文化とアーティスト育成を目的とした共同プロジェクト『コミテコルベールアワード 2022 –The beauty of imperfection–』は10月15日(土)より、東京藝術大学大学美術館にて開催されます。

芸術の秋、過ごしやすくなった休日は気になるアートを探しに、上野まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

 

『コミテコルベールアワード 2022 –The beauty of imperfection–』

会期:2022年10月15日(土)〜10月30日(日)
開館時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)※月曜休館・入場料無料
会場:東京藝術大学大学美術館本館 展示室3、4(東京都台東区上野公園12-8)
主催:コルベール委員会ジャパン/東京藝術大学
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

※本展は事前予約制ではありませんが、今後の状況により、変更及び入場制限等を実施する可能性があります。

問い合わせ先

コミテコルベールアワード 2022

TEL:050-5541-8600

この記事の執筆者
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