タックパンツの着こなしは失敗すると、だらしなくバランスが悪く見えてしまいます。それを回避するトップス×ベルトや足元のアレンジを駆使したコーディネート術は必見です。

■1:ダーヤ・バラニクは…ゆるっと腰まで落として旬のリラックス感漂うハンサムベーシックに

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足元にはパンツの淡いブルーとなじみがいいベージュをトングサンダルに投入。

2022年8月上旬、エディター兼ブロガーのダーヤ・バラニクがコペンハーゲンで見かけられたときの着こなしです。白シャツのインナーにTシャツを合わせ、淡いブルーのタックパンツをはいていました。シャツはインに、ベルトをプラスして腰ばきのパンツスタイルをキープしています。落ち感のいい素材が使われたパンツなら、サイズをアップしてゆったりとはくのが今どきのムードに。ボトムのボリューム感にマッチするよう、シャツは肩パッド入りにして正解。肩のボリュームによって小顔に見えるのと同時に、かっこよさが光ります。また、透明感のある白がつなぎ役になり、キャメル×ブルーの配色がセンスのよさをアピールできます。

■2:イザベル・ハートマンは…×女性らしい肌見せトップスならおしゃれ感度の高いテイストミックスが実現

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パンツの裾からシャープなポインテッドトウがちらり。これだけでエッジィな雰囲気に。

2022年8月末、ハンブルグでSNAPされていたのは、インフルエンサーのイザベル・ハートマン。肩の肌見せがセクシーな黒トップスにグレージュのパンツをコーディネート。メンズライクなタックパンツにこんなトップスを合わせると、ハンサムさとフェミニンさの2テイストがミックスされ、こなれたムードが漂います。タックとともにセンタープレスのデザインが脚のラインを長く見せ、黒ベルトは自然と全身の引き締めに。また、ボリュームタイプのネックレスによって華やぎ力を高めたアレンジは、胸元から肩が開いていてもネックレスに視線が集まり、着こなしのアクセントになって良好バランスをつくり出します。

■3:ファンダ・クリストファーセンは…ロゴTのこなれ感とマッチする正統派ベージュのチノパンツ

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ブレスレットやベルトのバックルのゴールドで、さりげなくリッチさをアピール。

ブロガーのファンダ・クリストファーセンは、2022年8月末、コペンハーゲンでキャッチされていました。人気ブランドのロゴTにコットンのチノパンツを合わせていました。タック入りパンツがワイドなシルエットをつくる分、Tシャツはインにしてジャストウエストの位置でマーク。これで上半身がコンパクトにまとまり、脚長効果につながっています。白×黒×ベージュのベーシックカラー同士の色合わせは、リッチさが光る大人のカジュアルが完成。足元は、彼女は指が出たスポーティーサンダルを愛用中ですが、これからの時期の靴は、ソールにボリュームのあるローファーでもマッチします。また、サングラス、ベルト、バッグ、足元とシャープな黒小物が、コーディネートを引き締めて見せてくれるのに有効です。


タックパンツを今っぽく着こなした3人にスポットを当てました。ベーシックなシャツ、フェミニントップス、ロゴTとテイストを選ばずマッチし、脚長に見える着こなしアレンジも必見です。旬のムードが香り、スタイルアップも狙えるコーディネートを参考にしてください。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀