「学舎」の「がくしゃ」以外の読み方は?正しく読めますか?明日・10月5日は『World Teacher’s Day(世界教師の日)』です。1966年のこの日、国連の教育科学文化機関(ユネスコ)が「教師の地位向上に関する勧告」を調印したことを記念し、1994年から開催されている国際デーになります。この日には「世界中の教育者の立場を認め、評価し、改善する」ことに焦点をあて、教師や教育に関連する問題を検討する機会となることを目的としています。この活動を受け、同日は日本でも『教師の日』という記念日になっています。こちらをきっかけに、恩師にお便りなどしたためてみるのもすてきですね。
本日は「学」「校」という字が入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「学舎」ってなんと読む?
「学舎」という日本語の「がくしゃ」以外の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「学問をするところ。学校または校舎」を意味する言葉です。
<使用例>
「先週、恩師をたずねて、久しぶりに故郷の学舎に足を運んでみたの」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 学舎(まなびや)です。
「学舎(がくしゃ)」と読むと、ちょっと硬いイメージですが、「学舎(まなびや)」と読むと、懐かしい柔らかさを感じますね。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「校倉」ってなんと読む?
「校倉」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:日本に伝わる伝統的な建築構造の名称で、建物そのものを指す言葉としても使用されます。
<使用例>
「まあ、こちらのお寺には校倉があるのね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 校倉(あぜくら)です。
「校倉(あぜくら)」とは、三角形などの木材で井桁を組み上げて作られた倉のこと、あるいはその建築構造を指す言葉です。有名なところでは、奈良・東大寺の正倉院が「校倉造り(あぜくらづくり)」です。中学校社会の授業や、高等学校の日本史の授業でこの言葉に触れた方も多いと思いますが、今回、正しく読めたでしょうか?
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本日は、10月5日『World Teacher’s Day(世界教師の日)』にちなんで、「学」「校」という字が入った日本語から、
・学舎(まなびや)
・校倉(あぜくら)
の読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/国連広報センターウェブサイト
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱