初心者にこそおすすめ!現代アートギャラリーの楽しい歩き方
現代アートに興味が湧いたら、ぜひギャラリーに足を運んでみましょう!作家や作品を知らなくても、買うつもりがなくても、臆することはありません。中村さんと一緒にいざ、 ギャラリー探訪へ!
伺ったのは、表参道ヒルズの裏手、スタイリッシュなビルにある「MAKI Gallery」。学生と思しき男女が次々と訪れていました。
オーナーの牧さんは、「展示内容にもよりますが、幅広い層の方がいらっしゃいます。ギャラリーは基本無料ですから、気軽に入って、興味が湧かなければすぐ出てもいいんですよ。ギャラリースタッフは何も気にしません(笑)。僕自身、個人コレクターでもあるので、ほかのギャラリーもよく行きますが、アーティストのことも作品のこともどんどん質問します」とのこと。
中村さんは、「このギャラリーには応接室のようなスペースがあって、実際に家で作品を飾ったときのイメージが湧きやすいんですよね」と、棚に飾られた小さめの作品を思わず吟味。
「“自分のものにする”喜びはまた格別。現代アートは、ひとつ買うと、一気にハマる人が多いんですよ」と熱く語る牧さん。現代アートの楽しさが垣間見えました。
撮影時の展覧会は…
「タムラサトル ワニがまわる理由(ワケ)は、聞かないでほしい」
大学3年生のとき思いついて以来、約30年にわたりさまざまなバリエーションで「まわるワニ」を創出し続けるタムラサトル。東京・大阪2会場で1000匹以上が回転(展示はすでに終了)。
【MAKI Gallery】
住所/東京都渋谷区神宮前4-11-11
TEL/03-6434-7705
営業時間/11:30〜19:00
定休日/日曜・月曜
- PHOTO :
- 篠原宏明
- EDIT&WRITING :
- 剣持亜弥(HATSU)、喜多容子(Precious)