美肌自慢の8人の美容賢者が認定!今季買うべき大人の「ベストコスメ」を発表

エイジングに悩む女心の機微を感じ取り、美容人生のお手本を示してくれる賢者たち。加齢トラブルに悩むのは私たちと同じですが、先進技術と成分を取り入れたコスメを使い試すなか、自分のベストをいち早く見つけ出し対処。なぜそれがいいのか、どう使うと効くのかを、独自の目線で解説していただきました。

今回は、アイケアの名手・五十嵐享子さんが選ぶ「アイケアコスメ」4品をご紹介します。

五十嵐 享子さん
アイケアの名手
(いがらし・きょうこ)本誌創刊時より現職に就任。美しいビジュアルとわかりやすい誌面づくりにこだわり「プレシャスビューティ」を牽引。

量と効き目は比例する。効き目が見えるまで量を増やすのも、ひとつの美容法」(五十嵐さん)


アイケアの名手・五十嵐享子さん「どんな悩みにも一品で対応するのは無理がある。状況に合わせて正しく使う。アイケアコスメは知性で勝負」

アイクリーム_1,クリーム,美容液_1
1.ポーラ B.A アイゾーンクリーム 26g ¥19,800、2.ゲラン オーキデ アンペリアル ザ コンセントレート アイクリーム 20ml ¥40,700、3.カネボウ化粧品 センサイ トータルアイトリートメント リフレッシング アイエッセンス 20ml・メルティリッチ アイクリーム 15ml ¥20,900、4.ドゥ・ラ・メール ザ・アイ コンセントレート 15ml ¥31,130

1:ポーラ『B.A アイゾーンクリーム』|眼輪筋にアプローチする名品アイクリームが進化

目の周りを囲んでいる眼輪筋の劣化をケアする手法に加え、肌の上でハリ感、ボリューム感を与える3Dビルドアップ処方を採用。肌と一体化するような、なめらかな膜を形成する。

2:ゲラン『オーキデ アンペリアル ザ コンセントレート アイクリーム 』|医薬品レベルのナノ化を実現。効き目、感触共に極上

名品アイクリームがパワーアップ。塗布直後は軽やか。時間が経つほど濃密な潤いであらゆる外的ストレスから目元を守り、改善。計算し尽くされたツールの使いやすさも最高級。

3:カネボウ化粧品『センサイ トータルアイトリートメント』リフレッシング アイエッセンス・メルティリッチ アイクリーム|美容液とクリームのW使いで充実のハリケアが実現

冷却効果があるステンレス製の金属ボールのアプリケーターを使用する美容液と、じんわりと温かさを感じる濃厚クリームがセットに。夜ケアは美容液、寝る前にアイパック使いが強力ケア。

4:ドゥ・ラ・メール『ザ・アイ コンセントレート』|メイク前使用がおすすめ。ダメージケアし小ジワを抹消

軽やかなジェルと濃厚なクリームのよさを掛け合わせたサラッしっとりタイプ。メイクヨレを起こさず潤うまぶたに。マッサージツールはスマホやPCで疲れたまぶたのツボ押し用にも。


黒目の大きさは一生変わらないのに「目が小さくなった」「まぶたが重たい」目元老化に効くコスメを一品選ぶならどれ? と、よく質問されます。けれどその前にどんなケア方法なのか問い返すことにしています。つまり“効かせる使い方”を知っているのか…。まず驚くのは“使用量の少なさ”。塗った直後は潤っていても3分ともたずに乾きが始まる。年齢に合わせて使用量は増やすべき。

そして“塗るゾーン”。目元とはこめかみまで、が大人の常識でしたが、さらに領域を広げ、眉上も眉間も。顔の上半分はアイゾーンと考えるべき。また塗るときの指づかいはつねに“一方通行”。シワをつくらない、増やさないためのルールです。もうひとつ、際まで塗る必要はありません。瞬きや視線を動かせば勝手に際へと移動するから。目に侵入するのも防ぐためです。

次に“テクスチャー”の見極め。メイク前使用か、日中の重ね塗りか、夜ケア用か、寝る前にパック使いするか。状況に合わせて使い分ける知識が必要です。マスク生活以前は肌(特に頬)を見て、年齢を予測していましたが、今やマスクで隠せないアイゾーンが印象年齢を揺さぶっていることを、忘れてはいけません。(文・五十嵐享子)

※掲載した商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
戸田嘉昭(パイルドライバー)
EDIT&WRITING :
荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)