先進の技術＆成分、贅沢な感触…加齢トラブルを抱えた肌に投資すべき実力者は？｜美肌自慢の８人の美容賢者が認定！今季買うべき大人の「ベストコスメ」を発表
エイジングに悩む女心の機微を感じ取り、美容人生のお手本を示してくれる賢者たち。加齢トラブルに悩むのは私たちと同じですが、先進技術と成分を取り入れたコスメを使い試すなか、自分のベストをいち早く見つけ出し対処。なぜそれがいいのか、どう使うと効くのかを、独自の目線で解説していただきました。
今回は、炎症老化ケアのスペシャリスト・入江信子さんが選定した「抗炎症ベストコスメ」2点をご紹介します。
「近目より遠目。遠くから見たとき（社会的距離で見たとき）、なんとなくキレイなら印象はよく見えるもの。人はあなたが思うほど、あなたの小さな肌悩みは見ていない」（入江さん）
炎症老化ケアのスペシャリスト・入江信子さん「揺らぎやすいデリケート肌でもエイジングケアを諦めません。抗炎症コスメでハリ艶のキープに努めています」
◇パルファン・クリスチャン・ディオール『プレステージ ラ クレーム N』｜微弱炎症対策に加えて、皮膚構造を再構築する新成分を配合
スキンケア用に開発されたバラのパワーで炎症を抑えつつ、肌の若さを司るバイオマーカーに作用し、時の巻き戻しを図る。こっくりしつつベタつかないテクスチャーや優雅な香りも魅力。
◇イヴ・サンローラン・ボーテ『オールージュ ラ ローション』｜炎症ケアに優れたサフランが主役。ダメージを修復して丈夫な肌に
炎症のある細胞から周囲の健康な細胞に炎症が広がるメカニズムに着目。3種類のサフラン由来成分で炎症ダメージを修復し、ハリと輝きを復活させる。とろみがある、リッチな質感。
毎年、花粉の時期、揺らぎに悩まされます。目に見える赤みがある間は敏感肌用ケアを使うのですが、おさまったあとも続けていると、老化が刻々と進行する気がして……。
揺らぎやすい肌でもエイジングケアを諦めないためには？ と考え、活用し始めたのが「炎症老化ケア」。肌内部に弱く慢性的な炎症が起こると老化につながるから、それを抑えるという発想のコスメです。
例えば「サンローラン」のローション。細胞間の炎症の“燃え広がり”を抑えるという新基軸で、ふっくら立ち上がるようなハリ感に感激。また「ディオール」のクリームは炎症をケアするだけでなく、コラーゲン、セラミドなど、肌のさまざまなポイントに作用して若々しく。即座のなめらかさ、むっちりした肌感には惚れ惚れします。
どちらも今年リニューアルしてより強力になったのもうれしいところ。揺らぎ後の「回復食」としてはもちろん、日頃の「常食」としても頼りにしています。（文・入江信子）
※掲載した商品の価格は、すべて税込みです。
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- PHOTO ：
- 戸田嘉昭（パイルドライバー）
- EDIT&WRITING ：
- 荒川千佳子、五十嵐享子（Precious）
