「角ぐむ」ってなんと読む?「かくぐむ」ではありませんよ!

明日・11月20日は、「20日(はつか)」を「発芽」という言葉とかけた『発芽大豆の日』『発芽野菜の日』などの記念日になっています。発芽大豆も、発芽野菜=スプラウトも、ふつうの大豆や野菜より、栄養価が大変高いそう。食生活に上手に取り入れたいですね。ということで、本日は、植物の「発芽」と関連した日本語のクイズをお送りします。

【問題1】「角ぐむ」ってなんと読む?

「角ぐむ」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「草木の芽が出始める」という意味の言葉です。

<使用例>

「黄金色になったススキもきれいだけれど、角ぐむころもみずみずしさがあって、私は好きだわ」

「○○ぐむ」。
「○○ぐむ」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 角ぐむ(つのぐむ)です。

正しく読めましたか?
正しく読めましたか?

草木の芽が出始めることを表現する「角ぐむ(つのぐむ)」という言葉は、特に葦(あし)、荻(おぎ)、真菰(まこも)、そして例文にも登場したススキなどに使うそう。大人の語彙としてインプットしておくとすてきですね。

さて、2問目にまいりましょう。

【問題2】「萌す」ってなんと読む?

「萌す」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「草木が芽生える」「物事が起ころうとする気配がある」などの意味をもつ言葉です。

<使用例>

「最初は緊張していた保護猫ちゃん、最近は少し、打ち解けた雰囲気も萌してきたの」

「○○す」。
「○○す」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 萌す(きざす)です。

「兆す(きざす)」とも表記します。

1問目の「角ぐむ(つのぐむ)」もそうですが、「めぶくこと」を意味する言葉は、よい予兆の比喩として、知的な表現としても使用できます。さりげなく使いこなしたい言葉です。

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本日は、11月20日『発芽大豆の日』『発芽野菜の日』にちなんで、

・角ぐむ(つのぐむ)

・萌す(きざす)

の読み方をおさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト
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小出 真朱