古都・鎌倉も時の流れとともに少しずつ表情を変えています。その変化のなかでも、新旧をうまく融合させたお店がまたひとつ生まれました。JR鎌倉駅前にあった旧東日本銀行鎌倉店の跡地をリノベーションし、2018年1月28日にオープンしたのが「CHOCOLATE BANK」。
鎌倉小町通りにある生チョコレートが人気のお店「ca ca o」の最上位ブランドとして位置づけ、「チョコレートと魔法の世界へ」というコンセプトのもと誕生しました。
銀行とチョコレートというと相反するもののように思えますが、中南米ではカカオ豆が貨幣として使われていた歴史もあり、そんな縁もあってこの場所を選んだそうです。
![駅改札からは徒歩で1分、大きな窓からはクロワッサンを焼く姿が見えます。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/8/d/720mw/img_8d9d296c14588fb8bc878d43df0c4cf0106958.jpg)
店頭で焼き上げたお食事系&スイーツクロワッサン
こちらの店舗でのシグネチャーメニューとなるのが、クロワッサン。外からもガラス越しに見える店内のキッチンで、バターをたっぷり使って焼き上げたサクサクのクロワッサンに、チョコレートを組み合わせたスイーツクロワッサンは、2018年春の鎌倉の新しい顔になりそう。
スイーツタイプの「チョコルネ」は、中にクリームがたっぷり入った「クラシック」「フランボワーズ」「抹茶」「バースデー」の4種類と、キャラメリゼしたバナナとチョコクリームを詰め込み、アーモンドをトッピングした「チョコバナナ」の計5種類。
![チョコルネ クラシック¥500(税別)](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/0/8/720mw/img_08f98b14c3194f652b5a6f421f3635ea103036.jpg)
![チョコルネ 抹茶¥550(税別)](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/4/6/720mw/img_46681cb608a59f91becad4558ebcc4a079617.jpg)
![クロワッサン チョコバナナ¥600(税別)](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/5/b/720mw/img_5bd8c9c28da288b0a87b8300c45d5e2183145.jpg)
お食事系では、国産の四元豚のパストラミとチェダーチーズを挟んだ「クロワッサン ハムチーズ」とシンプルな「クロワッサン プレーン」もテイクアウトできます。
![クロワッサン ハムチーズ¥600(税別)](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/a/9/720mw/img_a9242a3e4e699455d65e826dfd7ef39691548.jpg)
金庫室をリノベーションした小部屋も
店内のデザインは、チョコレートのとろける様子をモチーフにしたデザインを取り入れ、中央には巨大なチョコレートを削ってつくったようなゴリラ像がいるキュートなデザイン。さらに奥にある小部屋は、ぐっとシックに。旧銀行時代に金庫室だった場所をリノベーションし、チョコレートにまつわる本を展示しています。
![本のなかのチョコレートに関する記述をパネルにして展示。文学とチョコレートの関係はいかに?](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/9/c/720mw/img_9c20aee874a99715910ba0b9f4291b4d98577.jpg)
店内カフェスペースでは、チョコレートを使った「ホットチョコラテ」や「ホットチョコレート クラシック」、カカオ成分の高いビターチョコを濃縮した「カカオショット」など、さまざまなチョコレートドリンクをラインナップ。フードメニューも、「鎌倉野菜のオープンサンド」や「クロックムッシュ」など、ランチにぴったりのものから、ボリュームたっぷのパフェなど、豊富にそろっています。
ゆっくりしたいときはカフェ、鎌倉散歩のお伴にはテイクアウトと、駅近でどちらでも利用できるお店のオープンはうれしいですね。
![季節のフルーツパフェ(いちご)¥1,500(税別)](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/3/5/720mw/img_3578409f1e79b108b034816d924751fb82461.jpg)
問い合わせ先
- CHOCOLATE BANK(チョコレートバンク)
- 営業時間/10:00~18:00 月曜休み
TEL:0467-50-0172
住所/神奈川県鎌倉市御成町11-8(東日本銀行鎌倉支店跡地)
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 北本祐子
- EDIT :
- 安念美和子