〈追跡リサーチ〉「ひとり」遊びの達人から学ぶ楽しみ方の極意
年齢を重ねてなお、軽やか! いつも旬の空気感をまとっている…そんな女性に共通しているのが、ナチュラルに「ひとり」を味わう心。そこでお手本にしたい達人に密着! 充実の様子をレポートします。
今回はヘア&メイクアップ アーティストの山本浩未さんに教えていただきました。
「満たされる、そして調う。ご自愛タイムは私にとってのマインドフルネス」ヘア&メイクアップ アーティスト・山本浩未さん
私にとってひとりで過ごす時間は「マインドフルネスの時間」といってもいいかもしれません。
ひとりで旅に出ることや、ホテルへのおこもりはもちろん、スキンケアに勤しむ時間もそう。私は心がザワザワしているときこそ、包丁を丁寧に研いだり、鰹節を削ったりします。そんな生活の作業を含めて、ひとりの時間をもつと、気持ちがスッと軽くなって、心身が調う気がするのです。
私が大人の女性にすすめたいのが、都心のラグジュアリーホテルの “読書” ステイ。時代が激変する今こそ読みたい本、お部屋に積み上がっていませんか(笑)?
内面を充実させるべく、どこにも出かけず、ただただ知に触れる。そうやって好奇心を満たすアプローチも、この年齢ならではの贅沢ではないかな、と感じているんです。
1. 「オークラ ヘリテージ」で読書三昧のソロステイ
経済学から科学まで、“積読” にしていた本を持ち込んで一気読み。
「途中、お部屋のミストサウナに入る時間を挟みながら、お風呂で、ベッドで、読みっぱなし。初トライでしたが、大成功!」
2. 360度ビューを満喫できる「星のや東京」の朝稽古
隣のビルの屋上で体験できるのが「星のや東京」の朝稽古。
「本来はヘリポートだから、柵も何もない。都心を見渡しながら、思いっきり竹刀を振り回すのが、これまた愉快爽快です!」
3. 目的とテーマを携えた大充実の台湾旅
お気に入りの陶芸家の先生による展示会とお茶会のために台湾へ。“映え”るグルメも満喫。知人の弾丸トラベライター・門司紀子さんによる台湾グルメブックが大活躍。
※こちらで紹介したアイテムはすべて私物です。お問い合わせはご遠慮ください。
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- PHOTO :
- 新垣隆太(CASK)
- EDIT&WRITING :
- 兼信実加子、喜多容子(Precious)
- 取材・文 :
- 本庄真穂