〈追跡リサーチ〉「ひとり」遊びの達人から学ぶ楽しみ方の極意
年齢を重ねてなお、軽やか! いつも旬の空気感をまとっている…そんな女性に共通しているのが、ナチュラルに「ひとり」を味わう心。そこでお手本にしたい達人に密着! 充実の様子をレポートします。
今回はスタイリストとしてご活躍の犬走比佐乃さんに教えていただきました。
「『あ、今、行きたい!』ときめきの瞬間を素直にキャッチして軽やかにソロ活!」スタイリスト・犬走比佐乃さん
「セントラルパークで池波正太郎を読んでみたら、どんなに素敵かしら!」。ふとそんなことを思いつき、2泊4日でN.Y.を目指したことがあります。バルセロナの動物園で興奮したあと、公園のベンチでひとりシエスタをとったのもいい思い出。
次は香川県の志々島に、天然記念物の巨樹を愛でに行こうかと。“ひとり旅” はもちろん “ひとり映画” も好き。先日「新宿武蔵野館」でジャン=ポール・ベルモンド傑作選を堪能したあと、その足で「新宿ピカデリー」へとはしごしました。「早稲田松竹」の田中絹代監督特集も秀逸でしたね。
「あ、今、行きたい!」、その衝動に素直になると、まっさらな好奇心に感動がしみ渡る。それがすごく心地いいんです。
1. 体幹を鍛える!フラメンコの1on1レッスン
大人こそ「人から学ぶことが大切」と語る犬走さん。週末に友人と教わる以外に、平日にあえてパーソナルレッスンを。
「ひとりだと疑問点をみっちり解決できます。ソロで1曲踊るのが夢!」
2. アンテナを広く巡らせるひとりティータイム
新聞に目を通すと、興味深い記事はもちろん、思わぬ講演情報などもキャッチ。
「好きなことにアンテナを伸ばすと、それらが繋がり新世界へのフックに。ひとり時間って贅沢だなと思います」
3. 観たい作品を観たいときに! ひとり映画鑑賞のすすめ
愛してやまないジャン=ポール・ベルモンドは、傑作選を網羅すべくチラシをペンでチェック。
「鑑賞後は、主演俳優を気どったり音楽を反芻したり、余韻にひたるべく、お散歩して帰ることも」
※こちらで紹介したアイテムはすべて私物です。お問い合わせはご遠慮ください。
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- PHOTO :
- 新垣隆太(CASK)
- EDIT&WRITING :
- 兼信実加子、喜多容子(Precious)
- 取材・文 :
- 本庄真穂