「筆頭菜」ってなんと読む?「ひっとうな」ではありませんよ!
明日・11月26日は『ペンの日』です。これは、文豪・島崎藤村が初代会長を務めた『日本ペンクラブ』が創立された日にちなんでいます。「日本ペンクラブ」は、国際組織P.E.N.の日本センターという位置づけで、
P…poets(詩人)、playwrights(劇作家)、
E…essay(随筆)、essayists(評論家)、editors(編集者)、
N…novelists(小説家)、
が関わっている団体であることと、筆記用具の「ペン」がかかった名称だそう。ということで、本日は「筆」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「筆忠実」ってなんと読む?
「筆忠実」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「文章や手紙などを、おっくうがらずに良く書くこと。また、そのような性質やそのさま」という意味の言葉です。
<使用例>
「母が筆忠実な人だから、私も、季節のご挨拶に必要な言葉は、ひと通り覚えているわ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 筆忠実(ふでまめ)です。
「筆忠実(ふでまめ)」「忠実忠実しい(まめまめしい)」などの表記は、大人の知識として覚えておくと良さそうです。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「筆頭菜」ってなんと読む?
「筆頭菜」の、読み仮名3文字の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「土筆」とも表記する植物です。
<使用例>
「春になるとこの土手で筆頭菜をつんで、家で煮物にするのが、我が家の恒例よ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 筆頭菜(つくし)です。
なるほど、「つくし」は、筆の頭の部分のような形状ですね。
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本日は、11月26日『ペンの日』にちなんで、「筆」という字の入った日本語から、
・筆忠実(ふでまめ)
・筆頭菜(つくし)
の読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱