2023年の干支は卯年。愛らしいビジュアルで人気の動物でもあり、新年を祝うさまざまなスイーツにうさぎモチーフが登場しています。また、子だくさんのうさぎは豊穣・家内安泰の象徴。長い耳が福を集めるとされ、また跳ねる姿が飛躍のイメージを想起させるうさぎは、吉祥の象徴として古くから親しまれてきました。
本記事では、人気の和菓子ブランドから販売されている卯年モチーフの和スイーツをピックアップ。5つのブランドより14個の「卯年スイーツ」をご紹介します。
年末年始の手土産に…和菓子ブランドの「卯年スイーツ」14選
■1~3:「干支羊羹『卯』」「新春菓」「干支ささらがた」/両口屋是清
1634年(寛永11年)創業と長い歴史を持つ老舗御菓子所「両口屋是清」からは、新年を寿ぐ縁起のよい和菓子が多数販売されます。
煉羊羹と上南羹でうさぎを表現した羊羹「干支羊羹『卯』」には、飛び跳ねているうさぎのように、飛躍する年になりますようにという願いが込められています。
2023年1月中旬まで、全国主要百貨店および直営店、オンラインショップにて販売です。
かわいらしい2種類の焼き菓子と、紅白のうさぎの干菓子をにぎやかに詰め合わせたBOX「新春菓」。開けるのが楽しみになるBOXは毎年人気の商品で、年末年始の手土産にぴったりです。
全国主要百貨店および直営店、オンラインショップにて2022年12月29日(木)~2023年1月3日(火)の販売で、なくなり次第終了となります。一部店舗によっては取り扱いのない店舗もありますので、事前に店舗までご確認ください。
定番人気の小型棹菓子「ささらがた」がうさぎのパッケージで登場した「干支ささらがた」。華やかで可愛らしいパッケージで、手土産に好適です。
ラインナップは、黒糖の風味が広がる羊羹「黒糖」、大納言小豆のしっとりした食感が楽しめる餡村雨「大納言」、抹茶の香りをいかした餡村雨「抹茶」、白小豆の粒をふんだんに使った羊羹「紅つぶ」、白兎の躍動感ある愛らしさを餡村雨で表現した「卯」の5種類。
2023年1月中旬頃まで、全国主要百貨店および直営店、オンラインショップでの販売です。
問い合わせ先
■4・5:「迎春 笑み福」「干支菓 満々」/亀屋良長
創業約220年、京都の老舗和菓子屋「亀屋良長」でも、新年の干支にちなんだ「卯」をコンセプトにした迎春のお菓子を販売しています。
黒豆・栗など縁起物をのせた「迎春 笑み福」は、おせち料理をイメージした華やかな羊羹。梅に見立てたクランベリーの酸味が味のアクセントになっています。京都のテキスタイルブランド「SOU・SOU」の卯年の柄を採用してたおしゃれなパッケージに注目です。
有機栽培の柚子を使った焼き菓子「干支菓 満々」。フレッシュな有機柚子とクリームチーズを合わせた桃山の生地に、「卯」の文字を刻印して白あんを包んでいます。柚子のフルーティーな香り、チーズのコクと白あんの優しい風味が奏でるハーモ二ーをお楽しみあれ。
いずれも2023年1月中旬までの販売予定。亀屋良長本店、亀屋良長ジェイアール京都伊勢丹店、公式オンラインストアなどで販売されます。
問い合わせ先
■6~9:「干支菓 開運うさぎ」「吉祥菓 卯の春」「京・季のこよみ 干支 卯」「卯の賀」/鶴屋吉信
1803年創業、京都の西陣に本店を構える「鶴屋吉信」。卯年の幸を願い、干支のお菓子を多数販売しています。
「吉祥菓 卯の春(うのはる)」は、あけぼのの野原に可愛らしくたたずむ白兎をあしらった意匠羊羹。コントラストの美しい二層の羊羹で、くっきりと浮かぶ真っ白なうさぎの姿に、新年の開運招福の願いを込めています。
2023年1月初旬まで、本店、直営店、各百貨店売り場、および公式オンラインショップにて販売です。
うさぎの群れが暁の野に跳ね遊ぶ様子を表し、卯年の開運招福の願いを込めて謹製した迎春の棹物「干支菓 開運うさぎ」。あっさりとした甘さのきめ細やかな羊羹にほくほくの刻み栗が入った、朱色と黄す。
2023年1月上旬まで、本店、直営店、各百貨店売り場、公式オンラインショップにて販売です。
ふっくらと愛らしいうさぎの落雁が詰め合わせられた「京・季のこよみ 干支 卯」。
紅白の和三盆入り落雁には「波に兎」などの吉祥の文様があしらわれています。さっくり、ふわりとやわらかめの食感で、口に入れるとすっと溶ける繊細な味わい。
定番のお抹茶、温かい日本茶のほか、コーヒーなどにも合うのだそう。 新年のお茶席をはじめ、日々のお茶のおともにも。見ても食べても楽しめる可愛らしい落雁です。
2023年1月上旬まで、本店、直営店、各百貨店売り場、公式オンラインショップでの販売です。
“よい一年になりますように”と想いを込めて、ふっくら丸い薯蕷(じょうよ)饅頭に優しい甘さのこしあんを包み、「卯」の意匠を焼印であしらった季節の生菓子「卯の賀」。お正月のお茶席にもおすすめの一品です。
2022年12月29日(木)〜2023年1月5日(木)の期間、本店ほか生菓子取り扱い店舗での販売。公式オンラインショップでの取り扱いはありません。
問い合わせ先
■11:「あも歌留多(最中種)卯」/叶 匠壽庵
滋賀県大津市に本社を構える和菓子屋「叶匠壽庵」。季節の素材にこだわった創作和菓子を多数販売しています。
滋賀・近江神宮に眠る百人一首を色鮮やかに再現した滋賀県産のもち米(滋賀羽二重もち)の最中種「あも歌留多」に、お正月限定の干支の絵柄が登場しています。
丹波大納言小豆に糖蜜を含ませ手炊きをしたつややかな餡に、とろけるような羽二重餅を包んだ代表銘菓「あも」(別売)を挟んで、さくさくの手作り最中としてお召し上がりください。
滋賀由来の「波ウサギ」文様を元をあしらった最中種と、なめらかで口あたりのよいこし餡が特徴の「あも(こしあん)」がセットになった「年賀詰合せ(卯)」は進物におすすめ。
いずれも2023年1月初旬まで、全店舗またはオンラインにて購入可能です。売り切れ次第終了。
問い合わせ先
■12~14:「卯の春」「春献上」「迎春特別詰合せ 『絵馬箱”卯”』」/鼓月
1945年、京都にて創業した京菓子處「鼓月」が展開する公式オンラインショップにて、新年を彩る迎春限定菓子の販売を開始しています。
さくっと軽やかな和三盆糖と生姜の二種類の麩焼きせんべい「卯の春」や、しっとりとした柔らかい風味豊かな玉子せんべいに自社製の小倉餡を挟んだ「春献上」など、うさぎをモチーフにした新年に花を添える京菓子が並びます。
迎春限定の「絵馬箱”卯”」は、軽やかなヴァッフェル生地にバターの香り広がるクリームをサンドした「プレミアム千寿せんべい」5枚、黒糖風味の求肥菓子「絹ほのか」3個、黄身餡の焼き饅頭「華」4個の詰め合わせ。絵馬をイメージした赤色の華やかな化粧箱に入った、年始のご挨拶にぴったりの一品です。
すべて鼓月公式オンラインショップにて、2023年1月7日(土)までの販売です。
問い合わせ先
年末の帰省にも、新年のご挨拶にもぴったりな卯モチーフの和菓子。可愛らしい見た目と、確かなブランドの上質な味わいで、どなたにも喜んでいただけるものばかりです。お世話になった方への年末年始の贈り物に、ぜひセレクトしてみてはいかがでしょうか。
※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
関連記事
- 11月から「とらや」の干支・御題菓子販売開始|数量限定でなくなり次第終了の商品も
- 新年をスイーツで寿ぐ!ラグジュアリーホテルの「手土産スイーツ」9選
- グランド ハイアット 東京の「バニー&ストロベリー アフタヌーンティー」|卯年をテーマにしたキュートなアフタヌーンティー
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 小林麻美