プレシャス世代を対象に、最近読んだ作品、印象に残った作品に関してアンケートを実施。リアルな声を集めました。するとそこには大人だからこそハマる深い“沼”があったのです!
今回は、女性ならではの生きづらさに向き合うマンガにフォーカス。2作品をご紹介します。
女性ならではの生きづらさに胸を張って向き合う
『あした死ぬには、』
42歳独身、映画宣伝会社で激務に追われる主人公が、更年期症状をきっかけに仕事や人生を見つめ直していく『あした死ぬには、』。
「自分のことかと思った(40歳・広告業)」「主人公の選択に励まされる思い(47歳・飲食業)」。
『ひとりでしにたい』
『ひとりでしにたい』は、35歳独身の学芸員が、キャリアウーマンだった伯母の孤独死をきっかけに、“おひとりさま”の終活を考える作品。どちらもプレシャス世代は身につまされるテーマながら、「女性作家ならではなのか、あっけらかんとしたユーモアがあって、どんよりしないのがいい(55歳・製造業)」との声が。
生きづらさを逞しく、図々しく乗り越えていく元気をもらえます。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- EDIT&WRITING :
- 正木 爽・宮田典子・剣持亜弥(HATSU)、喜多容子(Precious)