プレシャス世代を対象に、最近読んだ作品、印象に残った作品に関してアンケートを実施。リアルな声を集めました。するとそこには大人だからこそハマる深い“沼”があったのです!

今回は、話題の新ジャンル「“年の差”友情物語」にフォーカス。2作品をご紹介します。

いくつになっても青春!“年の差”友情物語は今話題の新ジャンル

『メタモルフォーゼの縁側』

漫画_1,本_1
『メタモルフォーゼの縁側』著=鶴谷香央理、KADOKAWA、全5巻、各¥858〜880

17歳の女子高生と75歳の女性が、BLマンガを共通の趣味として交流を深めていく『メタモルフォーゼの縁側』。65歳の女性が、美大で映像を学ぶ男子学生と知り合ったことで、「映画を撮りたい」という気持ちを呼び起こされ挑戦を始める『海が走るエンドロール』。

『海が走るエンドロール』

本_2,漫画_2
『海が走るエンドロール』著=たらちねジョン、秋田書店、既刊3巻、各¥660

周りになじめない若者と、夫に先立たれ喪失感のなかにいる高齢者が、世代を超えて対等な友情を育んでいく「年の差友情物語」が、女性読者を中心に人気の様子。

「年代が異なり、共通項が少ないからこそ、素直な気持ちが出せるのかも」(43歳・教育関係)
「年の離れた部下や上司を見て、彼らにもそれぞれの世界があるのかなと思い、優しい気持ちになれた」(38歳・公務員)

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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EDIT&WRITING :
正木 爽・宮田典子・剣持亜弥(HATSU)、喜多容子(Precious)
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