戻りつつある日常のなかで募る、旅への憧憬。少しずつ行動範囲が広がったこの冬、私たちが心から求める旅へ──それは、ワーケーションなど日常の延長線上にある旅ではなく、日常とまったく異なる空間に身をおく特別感に溢れた旅。

そして、その旅のためだけのおしゃれを考える。“着回し”なんて言葉は忘れて、旅先での楽しみのぶんだけ、コーディネートをラゲッジに詰め込むのは、おしゃれ道としては最高の贅沢ではないでしょうか。

そのデスティネーションのひとつは、リトリートを目的に別荘のような滞在型ホテルで過ごす冬旅。モダンラグジュアリーな空間に溶け込むリラクシングなカジュアルスタイルで、心と体をととのえる旅を堪能しましょう。

『Precious』2月号では「冬旅カジュアル」と題し、日常から離れて、心と身体を満たし、解き放つ──そんな日のための、新しいラグジュアリースタイルを大特集! 日常から離れ、特別感に溢れた旅のためだけのラグジュアリーな冬旅カジュアルを提案しています。

今回は、リトリートを目的とした滞在型ホテルで過ごす冬旅をイメージしたスタイルのなかから、シルエットが優雅で美しいケープコートの装いをご紹介します。

朝陽に照らされて際立つ、優雅なケープシルエット

ケープコートを身に着けた女性
ケープ¥251,900(ストラスブルゴ〈キートン〉)、ニット¥51,700(ブランドニュース〈プント ドーロ〉)、パンツ¥44,000(コロネット〈ヴィンス〉)、靴¥85,800(アノア〈セミクチュール〉)

オレンジ~ベージュのウォームカラーのグラデーションで描かれた幾何学柄が、コンテンポラリーなインパクトを印象づけるフェルトウールのケープコート。

ローヒールのスエードブーツを合わせたパンツスタイルでアクティブに着こなして。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

PHOTO :
長山一樹(S-14)
STYLIST :
大西真理子
HAIR MAKE :
ヘア/TETSUYA YAMAKATA(SIGNO)、メイク/AKIKO SAKAMOTO(SIGNO)
MODEL :
立野リカ(Precious専属)
COOPERATION :
NOT A HOTEL NASU
EDIT&WRITING :
下村葉月、喜多容子・安村 徹(Precious)