スマホ一台あればなんでもできる時代である。とはいえ、大事なクライアントを前にしてスマホを弄るのはいささかマナーに欠けるきらいもある。活字を読む、書くことに改めてスポットが当てられはじめた昨今。手帳はやはりビジネスシーンの大切なツールといえるだろう。

さて、そこで何を選ぶか。利便性に比重を置くのもいいし、背景にストーリーのあるモノを選んでもいい。老舗ならではのエレガントかつ上質な逸品もいいだろう。それがスマホでは決して真似のできない、有効な名刺代わりにもなってくれる。

社会人の相棒に最適!おしゃれな手帳ブランド

高橋書店

各¥1,450(高橋書店〈デスクダイアリーカジュアル〉)

従来、手帳は1年区切り(1月から12月)が常識だ。そのためページを開けば、最初に1月がくるのだが、近年では年度始まりの手帳も需要を伸ばしているとか。手帳は高橋のキャッチコピーで有名な高橋書店のこちらは、そのニーズに沿った一冊で、シリーズの中でもビジネスシーンに寄り添うモデルだ。大きさは210×148㎜(A5判)と、ノートとしても活用できる。艶やかなレザーのシンプルなビジュアルは、大人っぽい印象を後に残し、忙しなく動き回る営業マンの大きな武器となってくれる。

ノルティ

各¥1,500(日本能率協会マネジメントセンター〈ノルティ〉)

いつでも、手にするアイテムには本物を選びたいものだ。では、手帳における本物とは何か。ノルティが導き出した結論が、熟練の技術者でしかなし得ない技と細部に至る配慮が感動を誘うメイドインジャパンの一品である。なかでも幅広い層に支持を得るエクリB6は、「書く」を念頭に考えられ、記入と携行のバランスがとれたシリーズだ。月間カレンダーと週間分の記入スペースを併用し、週間ページの右側にはメモスペースを用意しているタイプをはじめ、6種類のデザインがある。スケジュールを俯瞰的かつ細かく把握でき、その日の業務の振り返りにも有効なアイテムなのだ。

グムンド

各¥3,200(銀座・伊東屋〈グムンド〉)※日付無しのノートブックです。

機能面にプライオリティを置く。それは、手帳選びにおいても一種の常道である。ただ、最近ではインスタ映えなどの影響もあり魅せるのも選びのポイントになっているのだとか。ならば、ドイツ紙専門メーカーのグムンドがいいだろう。紳士たちが携行する魅せる手帳としては格好なのではないか。一見シンプルにも見えるが、うっすらとヘリンポーンのストライプが入ったものから木目調のものまで、さりげないデザインが効いている。しかも、中紙にはハリがあり、インクの裏抜けもしにくいBLOCKER紙を使用。外見も中身も隙のない、ドイツメイドの真髄が垣間見える。

スマイソン

各¥8,000(ヴァルカナイズ・ロンドン〈スマイソン〉)

スマイソンは、言わずと知れた英国王室御用達ブランドである。その手帳となれば真っ先にパナマシリーズを思い浮かべるのでではないだろうか。うっすらと浮き上がる独特なシボ感が印象的なクロスグレインレザーはラグジュアリー感を演出し、程よく手に馴染んでくれる。その表紙にはゴールドやシルバーの文字でBUSY BEEやINSPIRATIONSなどの文字。その心憎い演出に、目の肥えた紳士たちも納得するだろう。

※価格はすべて税抜です。

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WRITING :
菊池 亮