目にした瞬間からときめき、その小さな佳味を口にすればたちまち至福が訪れる…そんなショコラのおいしさをよりふくらませてくれるのがお酒。
雑誌『Precious』2月号では、「ショコラとお酒、魅惑のマリアージュ」と題して、定番からこの時期だけの限定チョコまで、美しいショコラととっておきのお酒のペアリングを提案しています。
今回は、ショコラ好きのデザイナーやスタイリストの方々に、ひとり時間を極上にする「ショコラ×お酒」のペアリングについて伺いました。
ショコラ好きなあの人に聞きました!ひとり時間を極上にする楽しみ方
仕事やしがらみから解放されて自分に戻る時間。あの人のそばにもショコラとお酒がありました。
【「ミカコ ナカムラ」デザイナー・中村三加子さん】ラ・メゾン・デュ・ショコラのトリュフ×サントリーの山崎12年
パリで出合い、30年以上愛してやまないトリュフ!
「30年程前、フランス便の機内で食後にチョコとブランデーのサービスがありました。以来、高級チョコレートの虜となり、海外で買うのが楽しみに。
長年好きなのが、まだ日本にお店がない頃、パリで初めて行ったラ・メゾン・デュ・ショコラのトリュフ。上品で程よい甘さのガナッシュ、箱やリボンの美しい色合いにも贅沢感があります。
合わせるのは山崎12年かマッカランのストレート。オールドバカラのグラスに注ぎ、トリュフをひとつ、ふたつ。それだけで満たされます」(中村さん)
【スタイリスト・押田比呂美さん】ル・ショコラ・アラン・デュカスのタブレット×サントリーの響
板チョコ+ウイスキー+ミステリーが最高!
「普段はブラックコーヒーに合わせて、ル・ショコラ・アラン・デュカスのタブレットもカカオ45%の甘めを選んでいます。たっぷりのグラノーラや、しゃりっとしたプラリネと塩味の組み合わせも絶妙で、もはや極上のスイーツ感覚。
仕事が落ち着いてひと息つける夜は、ひと口大に割ったチョコをアンティークの和皿に盛り、バカラのグラスでオン・ザ・ロックを楽しみながら、大好きなイギリスや北欧のミステリーを観る。視界のどこかには愛犬のカイ。至福のひとり時間です」(押田さん)
【インテリアスタイリスト・西﨑弥沙さん】カネストレッリ・ディ・ビエッラ クラシックのチョコウエハース×カッラ・ディ・カザティコのスプマンテ
黄昏どき、ほっとひと息つく時間の贅沢ウエハース
「湿度が低い季節になると食べたくなるのが、イタリアのカネストレッリのウエハース。一見、オーソドックスなウエハースですが、外側のクリスピーで軽やかな食感と、ほろ苦いチョコレートの組み合わせが絶妙で、大人っぽい味のなかに懐かしさを感じます。
料理家の方など、舌の肥えた方にも喜んでいただけたり、ピカピカの色鮮やかな包装紙には遊び心もあるので、撮影時の差し入れに使うことも多いです。スプマンテと合わせて、夕方のアペロも素敵です」(西﨑さん)
※掲載した商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- ラ・メゾン・デュ・ショコラ
- サントリーお客様センター(ワイン) TEL:0120-139-380
- ル・ショコラ・アラン・デュカス TEL:03-3516-3511
- ピアッティ TEL:03-3468-6542
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- PHOTO :
- 神林 環、黒石あみ(カッラ・ディ・カザティコのボトル)
- STYLIST :
- 西㟢弥沙
- EDIT&WRITING :
- 松田亜子、安村 徹(Precious)