仕事からプライベート、ストレス解消法まで…|保奈美さんへ “50の質問”
もっと知りたい…! 保奈美さんの魅力をさらに掘り下げるため、仕事からプライベート、ストレス解消法まで…50問にお答えいただきました。保奈美さんのプライベートに迫ります!
Q1:自分のなかで、最も好きなパーツ(顔、体どちらでも)は?
「私、若い頃から入浴後は体にもクリームなど何かしらを塗らないと気がすまないんです。自宅ではもちろん、旅先の温泉でも。気が付いたら、肌だけは今でも健康だなと…」
Q2:逆に嫌いなところは?
膝の形が悪いのね…。
Q3:ノーメイクのときに突然誰かが訪問……、たったひとつメイクが許されるなら、何をする?
眉毛を描く。
Q4:いちばん好きなリップカラーは?
口紅が似合わない唇なので、ほぼグロスのみです。
Q5:ヘアスタイルを変えるタイミングは?
新しい作品が始まるとき。
Q6:体型を維持するために、気をつけていることは?
「そんなはずないでしょ」って思われるかもしれませんが、「体型を維持する」意識はなくて。撮影や舞台、という、長時間の肉体労働に耐えうる、なんならさらに軽やかに楽しめる体力と筋力をキープしたいと思っています。
Q7:体脂肪はどのくらい?
13%。うちの体重&体脂肪計が壊れていなければ…。
Q8:家に必ず常備しているおやつは?
「鎌倉紅谷」の『クルミッ子』と「フェレロ ロシェ」のチョコレート。
大のくるみ好きなので、『クルミッ子』は必須!「フェレロ ロシェ」もだいたいストックしています。ふたつの共通点は、サイズが小ぶりで、食感もよく、手軽なこと。
Q9:日々実行しているトレーニングは?
過去に先生に教わった、あるいは動画で覚えたストレッチや軽い自重筋トレを自宅で。
Q10:その頻度は?
毎朝30分ほど。早朝から仕事に出かける日はやりません。
Q11:体を整えるために、毎日欠かさずしていることは?
「欠かさず」は、ないなあ。
Q12:朝起きて真っ先にすることは?
ココナッツオイルで口をすすぐ。
Q13:ストレスがたまったとき、解消のためにすることは?
長風呂。お湯にゆっくり浸かりながら、本を読んだり、音楽を聴いたりして頭の中をすっきりさせます。さすがに映画は長すぎて難しい(笑)。
Q14:イタリアマダムとパリマダム、どちらが自分のスタイルに近い?
パリだと思う。
Q15:往年の女優で、おしゃれのお手本にしている人は?
ダイアン・キートン。シャツの着方から、マキシベルトやハードなブーツの小物使いまで、ダイアン・キートンのスタイリングは昔から参考にしています。
最近のヒットは、昨年、飛行機内で観たコメディ映画『マック&リタ』(日本未公開)でのファッション。も〜、とっても可愛くて。
ダイアン・キートンお得意の、白シャツ×ネクタイ、ジャケット×マキシベルトの組み合わせ。年齢を重ねるほど、ますますおしゃれも、かっこよさも磨かれて。
Q16:ヒールのあるパンプスをプライベートでも履きますか?かっこよく歩くためのコツは?
冠婚葬祭のときだけ。『SUITS/スーツ』の撮影で、実はヒールのあるパンプスで腰を痛めまして。ジャイロトニックに何年か通い体幹を鍛えたので、今は仕事でカツカツ歩く自信はあります。
Q17:トレンドのおなか出しスタイル、挑戦してみたい?
NO。
Q18:ジャケットが好きな理由は?
ジャケットを素敵に着ている人に、憧れているからだと思います。
着こなしの参考はスタイリストの犬走さんや、街で見かけた英国調のジャケットなどをきちんと着ているマダム。彼女たちのように素敵に年齢を重ねるのが目標です。
Q19:黒よりもネイビーが好き?その理由は?
どちらも好きです。
黒は逃げている気がすると昔は思っていましたが、今では黒も積極的に楽しめるようになりました。もう少し年齢を重ねたら、明るい色にも挑戦していきたいと思っています。
Q20:獅子座、A型、丙午…自分の性格を自己分析すると?
負けず嫌い、他人に厳しく自分に甘い、ずるい性格。
Q21:おしゃれをするときに、いちばん大切にしていることは?
服のメンテナンス。
最近、“毛玉取り” を購入しました。仕事の行き帰りの服装は実用を考え、ラフに徹していますが、それでもきちんとお手入れをして、最低限の品位は保っていたい。
Q22:最近挑戦したことで、最も刺激的だったことは?
生放送のドラマ。
昨年末に、完全ワンカットの生ドラマに出演しました。テレビ局の生放送中に起こるトラブルに出演者たちが奮闘する物語なのですが、いつもとは違う関わり方だったり、集中の仕方だったり。ひと言では語れませんが、また挑戦したくなる刺激的な体験でした。
Q23:セリフはいつ覚える?
入浴中。
Q24:女優という仕事に就かなかったら、何になっていた?
ライオンやアフリカ象の研究者。
昔、放送されていたドキュメンタリー番組『野生の王国』に完全に影響されています(笑)。野生動物の生態系を調べる研究者の仕事の奥深さに、子供ながら憧れました。
Q25:インスタを始めたきっかけは?
常盤貴子さんに、「私たち、お仕事を自分で紹介する場がないからいいですよ」と聞いて。
Q26:ドラマや映画の撮影現場に必ず持っていくものは?
「チャコリ」のバッグ。
撮影現場で若い俳優さんが使っていて、あまりに便利そうなので、すぐにお店を教えてもらい購入。このトートはマチもしっかりあり、内側は3つのコンパートメントに分かれているので、今は台本6冊と新聞、エコボトルにポーチを入れています。程よく肉厚のフェルト生地なので、毎日使っていてもへたりません。
Q27:お取り寄せしている食品はある?
「飯尾醸造」の『富士酢』。雑誌の企画で京都の『飯尾醸造』さんへ取材にうかがってから、すっかりファンになり、もう10年以上、京都から直接、お取り寄せしています。
Q28:お鮨で必ず頼むネタは?
ひかりもの。鯵、鰯、〆鯖。
Q29:今はまっているひと皿は?
馬刺し。
舞台で共演した俳優さんたちの間でスタミナがつくと話題になっていて、私も昨年デビュー。喉にもいいそうで、精肉店で購入して、自宅でいただいています。
Q30:迷ったときに必ず選ぶ、お気に入りのワインの銘柄は?
最近好きなのは、N.Y.州のDr.Konstantin Frankの『サーモン・ラン』という銘柄。シャルドネとリースリングのブレンドです。本屋と同じくらい、ワインショップをうろうろするのも好き。これはいわゆる “ジャケ買い” でしたが、フルーティで私好み。大当たりでした。
Q31:休日の朝BGMに流す曲は?
パット・メセニー。
Q32:これを聞くと、必ず元気になる曲はありますか?
U2 『Where The Streets Have No Name』
Q33:好きな画家をひとり挙げるとすると?
最近は、フェリックス・ヴァロットン。
Q34:毎年やっている大学入学共通テスト、今年は何点だった?
87点。毎年1月、新聞に試験問題が掲載されると、脳トレも兼ねて恒例の英語に挑戦。
2年前は98点(100点満点中)だったのに、今年はかなり下回る結果に。お疲れ気味!?
Q35:もし、今大学に通うとしたら、どんなことを学びたい?
歴史。時代劇をやっていると、昔の人はこの距離をどのような手段で移動し、何日かかったのだろうと、好奇心が騒ぎます。日本史だけではなく、世界史の知識も深めたい。
Q36:今、いちばん会ってみたい人は?
スピードスケート元日本代表の小平奈緒さん。
小平さんへの取材記事に、“言語化”を大切にしているという興味深い内容を見つけました。私のなかではハンコウを押された感じ。ぜひお話ししたい。
Q37:最近、号泣したことはある?
箱根駅伝は毎年泣きます。子供の頃、茅ヶ崎に住んでいたときは毎年、134号線で応援していたので、箱根駅伝は今も視聴するのが当たり前になっています。
スポーツは全般に好きで、昨年はカタールで開催されたサッカーW杯で泣きました。日本代表の選手の皆さん、頑張っている姿を見せてくれてありがとう、私も頑張ろうと。サッカーといえば、1980年代に公開された『勝利への脱出』という映画が大好きで、興奮した観客がピッチへなだれ込み、選手たちを脱出させるシーンで必ず泣きます。
Q38:Netflixではまった作品は?
『エージェント物語』。フランスの名優たちが毎回本人役でゲスト出演する、パリの芸能事務所を舞台にしたNetflixのオリジナルドラマ。第1話のゲストは、大好きな女優、セシル・ド・フランス。身なりに構わず庭仕事をしているシーンが、なんとも自然体でかっこよくて。パリの町並みを見ているだけでも楽しめる作品でした(現在は配信終了)。
Q39:カラオケの十八番は何?
これ辛い質問…。
Q40:1週間のオフがとれた。何をする?
新幹線か飛行機に乗って旅行。
Q41:私的パワースポットはある?
空港。空港ならどこでも心が癒やされます。旅に行かなくても、『羽田空港』の駐車場にいるだけでもいい。おもしろいのは、ヘルシンキの空港。物欲がそそられて大変です。
Q42:もし、東京以外で住むならどこに住みたい?
住んであげてもよろしくてよ、と思うのはボストンとロンドン。どこまでも歩けて、よい本屋があるから。
Q43:今までしてきた旅のなかで、いちばん心に残っているところは?
多すぎて、ひとつに絞れません。
Q44:ひとり旅が好きな理由は?
ラクだからです。
Q45:旅に必ず持っていくものは?
「必ず」はなくて。ないならないで、有り合わせでいいという心持ちでいたい。
Q46:初の海外ひとり旅はどこ?
Paris。大学の同級生と計画していたパリ旅行だったのですが、友人が突然行けなくなり、それならひとりで行こうではないかと。以降、パリには何度かひとりで出かけています。
何回目かには、宿泊施設も決めずに行ったことも。パリはどこも絵になるし、どこまでも歩けるのが魅力。4区で食べるファラフェルもお気に入りです。
Q47:海外でお気に入りの美術館は?
ボストンの「イザベラ・スチュワート・ガードナー・ミュージアム」。
Q48:現在、部屋の中に飾ってある旅の思い出はある?
ジャン=フィリップ・デロームのポスター。
20代の頃から彼の作品が好きで、ポストカードや、雑誌の切り抜きを集めていました。パリで友人の知り合いの画廊に行ったとき、偶然その画廊でジャン=フィリップ・デロームさんの展覧会が開催されることを知り、ファンだと話をしたらギャラリーの方がポスターをくれたのです。これは額装して部屋に飾っているもの。デロームさんはポートレートも得意なので、叶うものならいつか、私のことも描いていただきたい。
Q49:自宅でお気に入りの場所は?
観葉植物と照明をアレンジしているところ。
Q50:明日は、久しぶりの休日。何をする?
掃除、洗濯、買い出し、ゆっくり料理。地味です…。
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- PHOTO :
- 浅井佳代子(人物)、池田 敦(CASK/静物)
- STYLIST :
- 犬走比佐乃
- HAIR MAKE :
- 福沢京子
- MODEL :
- 鈴木保奈美
- EDIT&WRITING :
- 兼信実加子、喜多容子(Precious)