東京にありながら広大な日本庭園を持ち、四季折々の豊かな自然を楽しめる「ホテル椿山荘東京」。最近では東京にいながら雲海を堪能できる「東京雲海」が人気の演出となっています。
その庭園内に、2023年3月15日(水)にオープンするのが、うなぎ専門店 菊水楼「うな菊」。「菊水楼」は1891年(明治24年)に奈良県で誕生した老舗料亭。国内外からの賓客を迎えてきた料亭の人気メニューのうなぎ料理を、より多くのお客様に楽しんでもらうために2016年にうなぎ専門店「うな菊」としてオープンしています。
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「菊水楼」と「椿山荘」、共に明治時代から同じ時間を歩んできた双方の「歴史という時間が紡ぎだす味わい深さと、この時代の新たな楽しみ方を」という想いから、今回のオープンに至ったそう。今回の出店で老舗の味が東京でも味わえるようになるということで、注目が集まっています。
どのようなうなぎ料理がいただけるのでしょうか? 先日行われた試食会に、Precious.jpライターが参加した様子と共にご紹介します。
「ホテル椿山荘東京」の庭園に創業130余年の老舗料亭うなぎ専門店 菊水楼「うな菊」が出店!注目メニュー4選
![東京_2,ホテル_2,レストラン_2](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/0/720mw/img_10fd34e150a22afadd5003aadba83501127773.jpg)
■1:「両方食べたい!」を満たす満足メニュー「あいのせ重」
![東京_3,ホテル_3,レストラン_3](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/0/4/720mw/img_04bcb588d8b2f14653453d5f9ac50987176552.jpg)
甘辛いタレのかば焼きも食べたいけれど、白焼きでうなぎ本来の味を楽しみたい。それもお重で。という贅沢な悩みを解消してくれる「あいのせ重」。かば焼きと白焼きが半身ずつ乗っています。
![東京_4,ホテル_4,レストラン_4](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/f/9/720mw/img_f98d13092eb825b6a753721247b9c929190685.jpg)
こちらを試食させていただきました。上品な甘辛だれをまとったかば焼き。うなぎの味わいを邪魔することなく、また、ふっくらとした焼き上がりでうな重の味わいを堪能できます。卓上にはたれと山椒が置かれているので、お好みで「追いだれ」していただくことや、曳きたての山椒の風味と共にいただくことができます。
![東京_5,ホテル_5,レストラン_5](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/0/7/720mw/img_07a814027f3a665e79f00d040d2902d5246038.jpg)
白焼きはうなぎの甘さと旨味を、炭火焼の香ばしさでいただくことができます。出汁醤油と本わさび、ネギが付いてくるので、味を変えながら、白焼きの魅力を堪能できました。
■2・3:東京限定メニュー!「うなぎづくしコース」&「うなぎ鉄鍋まぶし」
![東京_6,ホテル_6,レストラン_6](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/3/a/720mw/img_3a218c06bda0c92f5dcfd55eb2a38a12177813.jpg)
夜限定(17:00~)のコースとして提供される「うなぎづくしコース」も見逃せません。うなぎを心行くまで堪能できる贅沢コースです。
うなぎをパリッとした最中の皮で挟んだ「うな菊最中」に始まり、「鰻肝煮」「鰻の茶碗蒸し」「鰻手巻き寿司」と、とにかくうなぎをたっぷりと使ったメニューが並びます。うなぎ本来の旨味甘味を味わえる「鰻白焼 半尾」、さっぱりとした「鰻と胡瓜 キャビア」に本丸の「うな重 半尾(吸い物・新香)」と、満足感のあるコースになっています。
甘味にはわらび餅がつき、煎茶と共にうなぎの余韻に浸ることができます。わらび餅は奈良名産の本わらび粉を使った黒いもの。試食をいただきましたが、とろける食感が絶品でした。わらび餅単品での注文も可能(¥715)なので、ぜひこちらも味わってくださいね。
![東京_7,ホテル_7,レストラン_7](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/3/c/720mw/img_3cbb3ee3ff2e8a4dbe9f9d5bdfd15064257237.jpg)
こちらも夜限定の「うなぎ鍋まぶし」(数量限定)。約3人分という大迫力のメニューです。たれをまとった白米とうなぎを堪能したあとは、出汁をかけてお茶漬け風にしていただくことができます。
![東京_8,ホテル_8,レストラン_8](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/8/5/720mw/img_85f55026e4ceab0d4fb8c0b8f317b2a9226497.jpg)
こちらも試食させていただきました。サバや昆布、うるめいわしなどをミックスして濃い目に出したという出汁は、うなぎの味に負けることなく、かつ、全体をまとめるおいしさでした。
「篠峯」(70ml ¥660)や「花巴」(70ml ¥660)といった奈良の日本酒がそろっているので、うなぎの蒲焼きを芯にして作った卵焼き「うまき」(¥1,650)やきゅうりとうなぎの酢の物「うざく」(¥990)などで1杯楽しんでから、こちらを味わうのもよさそうです。
■4:もちろんスタンダードな「うな重」も!テイクアウトもOK
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もちろん、基本の「うな重」や、昼にいただける「椿御膳 半尾」(¥4,070)なども用意されています。
そして、ご自宅で楽しみたい方のためにテイクアウトも用意されています。
![東京_10,ホテル_10,レストラン_10](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/8/c/720mw/img_8cc0cd1bc68ec9db71ca391e1492b47c243591.jpg)
「あいのせ弁当」は白焼きをおいしくいただくために、紐を引っ張るとあたたかな蒸気が噴き出す加熱式弁当箱での提供になっており、どこにいても温かい逸品をいただくことができます。
また、「うなぎ弁当」(半尾¥2,700、一尾¥4,800)や、「わらび餅」(¥1,100)もテイクアウトが用意されているので、さまざまな味を楽しめます。受け取りは椿山荘ホテル棟のショップ「セレクションズ」で行えるので便利です。
これまで東京では期間限定のポップアップショップなどでしか味わえなかった菊水楼「うな菊」のうなぎ料理が食べられるホテル椿山荘東京の「うな菊」。お祝い事や大事な方をご案内するのにぴったりなお店です。庭園内の豊かな自然や史跡を巡りつつ、訪れてみてくださいね。
※外出時には新型コロナウイルスの感染予防対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
問い合わせ先
- ホテル椿山荘東京 奈良菊水楼「うな菊」
- 開店日/2023年3月15日(水)
定休日/なし
営業時間/ランチ 11:00~15:00(L.O.)、ディナー 17:00~21:00(L.O.)
TEL:050-3647-4317
住所/東京都文京区関口2-10-8 ホテル椿山荘東京 庭園内
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT :
- 小林麻美