スクープです! マドモアゼル シャネルと「J12」が奇跡の再会を果たし、2023年6月1日(木)に数量限定で販売されます。
また会えた! 胸キュンのかわいさの“マドモアゼル J12 ラ パウザ”
2017年に登場し、即完売となった“J12 マドモアゼル” 。シャネルスーツにパンプス、そしてハットというエレガントな装いで横向きに佇むマドモアゼルが、両手を使って時を告げるというなんともかわいいデザインの“J12”。「シャネル」や時計が好きな方はきっと憶えていることでしょう。
私的なお話になってしまいますが、2017年の“J12 マドモアゼル” は私の「あのとき買っておけばよかった時計」ダントツのNo.1(笑)。当時「シャネル」が新作時計の発表の場としていたスイスの“バーゼルワールド”で、取材した瞬間に購入を決意! したものの、悠長に構えていたら本当に秒で完売してしまって涙にくれたものでした。
実は昨年一度、マドモアゼルと“J12”は再会しており、Precious.jpでも大興奮でお伝えしました。しかしベゼルにふんだんにバゲットカットダイヤモンドをセッティングしたオートオルロジュリー(高級時計)モデルで手も足も出ず、いや、出たとしても世界限定55本という超レアピースのため入手することは不可能だったと思うのですが、いずれにせよ再び涙。
【関連記事:マドモアゼル シャネルと「J12」が再会!とびきりプレイフルな3つの限定モデルを電撃発表】
おそらく私のような思いをした女性は少なくないと思われる幻の“J12”が、奇跡の再登場を果たしたのです!
新作は、2022年発表のオートオルロジュリーモデルと同じ装いのマドモアゼルが文字盤中央に佇む“マドモアゼル J12 ラ パウザ”。ボーダーカットソーとフロントにボタンがあしらわれたパンツとというリゾートカジュアルは、フランス・リヴィエラの別荘「ラ パウザ」で撮影された写真の中のマドモアゼルのスタイルにインスパイアされたものです。
文字盤の上に息づくマドモアゼルとともに時を刻み、そこに視線を落とすたびに笑顔になれる ── 「シャネル」一流の遊び心はいつだって私たちの心を豊かに満たしてくれます。
イエローゴールドで華やぎをまとった“J12 キャリバー 12.1”
“J12”からもうひとつ、こちらは今秋発売の新作のニュースが届きました。
“J12 キャリバー 12.1”にイエローゴールドを用いた初めてのモデルが登場します! ブラックとホワイトの高耐性セラミックにイエローゴールドならではの華やぎが加わり、これまでとはまた違うエレガントな雰囲気に。
ベゼル&リュウズはK18イエローゴールド製で、針、インデックス、そしてムーブメントのローターはイエローゴールドの仕上げが施され、ケースバックのサファイアクリスタル越しにその美しさを楽しむことができます。
モデル名にも冠されている自動巻きムーブメントの「キャリバー12.1 」は、2019年に“J12”が、「何も変えずに、全てを変える」というコンセプトのもと、大きな進化を果たしたときに発表されたムーブメントで、非常に高度な時計の精度認定「COSC(スイス公認クロノメーター検査協会)」を受けている高精度な自動巻きキャリバー。そのムーブメントにも、外装と同様、ジュエリーのようにイエローゴールドをまとわせる ── これこそが“J12”を名品たらしめる「シャネル」の美学です。
2000年の登場時、時計界に大きな衝撃をもたらした“J12”。現在のラグジュアリースポーツウォッチの隆盛は、この時計が立役者といっていいでしょう。今ではメゾンを象徴するアイコンとして定着した“J12”ですが、これからもこうしていろいろなアプローチで私たちの心を惹きつけていくに違いありません。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- 岡村佳代さん 時計&ジュエリージャーナリスト