2022年3月30日、ジュネーブ現地時間午前8時。“WATCHES & WONDERS GENEVA 2022”がスタートしました!

Preciousのステディメゾンの多くが出典しているこの「春の時計祭り」。

トップを切ってご紹介するのは「シャネル」です。

なんと! 2017年初登場し、世界限定数555本が秒で完売した伝説の時計、“マドモアゼル J12”が、また新たな小粋な遊び心を携え、3モデル同時にお目見えしました!

マドモアゼル シャネルの遊び心を、アイコン“J12”に映し出して

まず最初に私が釘付けになったのは、2017年のファーストモデルを彷彿とさせる“マドモアゼル J12 ラ パウザ”。

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マドモアゼル J12 ラ パウザ ¥14,960,000 ●ケース:高耐性ブラック セラミック&ホワイトゴールド×ダイヤモンド ●ケース径:38mm ●ブレスレット:高耐性セラミック ●ムーブメント:自動巻き ※世界 55 本限定、2022 年 4 月 6 日発売予定

ダイヤルの中央に横向きに立つマドモアゼル シャネルが両腕で時間を示すという、粋でユーモラスなファーストモデルの意匠を受け継いだデザインは、やっぱり女心をわし摑みするかわいさ!

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2017年に発表、即完売した伝説のファーストモデル。もちろん現在は取り扱いなし。

ファーストモデルでは、マドモアゼル シャネルはいわゆるシャネルスーツにヒールのあるパンプスという、エレガントなコーディネートでしたが、新作はグッとカジュアルな装いに!

ボーダーのカットソーとセイラーパンツという装いは、レンチ リヴィエラの別荘「ラ パウザ」で撮影された写真の中のマドモアゼルのスタイルにインスパイアされたもの。

ベゼルにはバゲットカット ダイヤモンドを46 個 、リュウズにもひと粒のダイヤモンドを贅沢にセッティングし、とびきりラグジュアリーに!

また、“マドモアゼル J12”として初めて「キャリバー 12.1 」を搭載。

これは2019年、“J12”が、「何も変えずに、全てを変える」というコンセプトのもと、大きな進化を果たした時に発表されたムーブメントで、非常に高度な時計の精度認定「COSC(スイス公認クロノメーター検査協会)」を受けている、非常に高精度な自動巻きキャリバーです。

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ブラックコーティングを施した「キャリバー 12.1」。50m 防水、パワーリザーブは約 70 時間と、実用性の高さも兼ね備える。

ガブリエル シャネルのシルエットをグランフーエナメルで描いた、絵画のような「J12 ガブリエル キャリバー 3.1」

ふたつ目にご紹介するのは、「J12 ガブリエル キャリバー 3.1」。

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J12 ガブリエル キャリバー 3.1 ¥34,870,000 ●ケース:高耐性ブラック セラミック&ホワイトゴールド×ダイヤモンド ●ケース径:38mm ●ブレスレット:高耐性セラミック ●ムーブメント:手巻き ※世界 55 本限定、2022 年 4 月 6 日発売予定

バゲットカット ダイヤモンドで縁取られた額縁のなかに、ブラックのドレスとお気に入りのパールをまとったガブリエル シャネルのシルエットがグランフーエナメルで描かれた、まるで絵画のようなタイムピース!

搭載されているのは、サファイア製のダイヤルとプレートから、歯車が浮遊しているかのように見える自社製の手巻きムーブメント「キャリバー 3.1」。美しくスケルトナイズされたこのムーブメントをバックに、ガブリエル シャネルが凛とした横顔を見せる、まさに「シャネル」のウォッチメイキングの粋と美学を象徴するタイムピースがここに誕生しました!

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「シャネル」が誇る自社製ムーブメント“キャリバー 3.1”。“マドモアゼル J12 ラ パウザ”の「キャリバー 12.1」と同様、刻まれた「LIMITED TO 55」の刻印が特別感をかもし出す。

キャラクターとなったマドモアゼルがケースに覆いかぶさる“マドモアゼル J12・XS

最後にご紹介するのは、前出の2本とはまた、まったく異なる趣の“マドモアゼル J12・XS”。

思わず微笑みが溢れるほどの、この愛らしさ!

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マドモアゼル J12・XS ¥6,226,000  ●ケース:高耐性ブラック セラミック&ホワイトゴールド×ダイヤモンド ●ケース径:19mm ●ブレスレット:高耐性セラミック&ホワイトゴールド×ダイヤモンド ●ムーブメント:クオーツ ※世界 55 本限定、2022 年 4 月 6 日発売予定

3Dのキャラクターとなったマドモアゼルが、ウォッチケースに覆いかぶさり、お茶目で悪戯っぽい表情を見せます。

このマドモアゼルのシルエットは、ホワイトゴールドにブラックラッカーを重ねた2トーンで描かれていて、おなじみのお気に入りの帽子にはダイヤモンドをひと粒セッティング。

20mmを切る小ぶりのケースと、それに合わせ細身に仕立てたれたブレスレットから生まれるフェミニンな佇まいも、この茶目っ気いっぱいのタイムピースの可愛らしさを後押しします。

以上、“マドモアゼル J12”の新作3本をご紹介しましたが、2022年の「シャネル」の新作ウォッチはハイライトだらけ!

1度ではお伝えしきれないので、また改めてレポートを続けます。

次回は満を持して発表された‥‥

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ベゼルだけではなく、トゥールビヨンの周囲にもダイヤモンドをあしらい、 ハイコンプリケーションであると同時に、ジュエリーウォッチの顔も持つ。

“J12 ダイヤモンド トゥールビヨン”と!

そして、技術と美しさを追求した「シャネル」のウォッチメイキングの哲学をお届けします!

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

シャネル(カスタマーケア)

TEL:0120-525-519

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この記事の執筆者
東京都出身。大学在学中から雑誌『JJ』などで執筆活動を開始。女性向け本格時計のムックに携わったことから、機械式時計に開眼。『Precious』などの女性誌において、本格時計の魅力を啓蒙した第一人者として知られる。SIHHとバーゼルワールドの取材歴は、女性ジャーナリストとしては屈指のキャリアの持ち主。好きなもの:海、ハワイ(特にハワイ島)、伊豆(特に下田)、桑田佳佑様、白い花、シャンパン、純米大吟醸酒、炊きたてのご飯、たまご、“芽乃舎”の野菜だし、“エルメス”のバッグと“シャネル”の靴、グレーのパーカー、温泉、スパ、素敵旅館、村上春樹、宇野千代先生、神社、日本の陶器(特に唐津焼)、朝ドラ、ドラミちゃん、長文のインタビュー原稿