2023年のアカデミー賞において、マレーシア出身の女優であるミシェル・ヨーが、アジア人俳優として初めての主演女優賞を受賞しました。ゴールデングローブ賞最優秀女優賞に続く快挙です。
“奇跡の60歳”再び! 強い輝きで魅せたミシェル・ヨー
3月12日(土)にロサンゼルスで開催された第95回アカデミー賞授賞式。ゴールデングローブ賞に続き、映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のミシェル・ヨーが最優秀女優賞に輝きました。ミシェル・ヨーはマレーシア出身。アジア系俳優として初めての主演女優賞という歴史的な快挙に、会場はもちろん、世界各地から惜しみない称賛の声が上がっています。
現在60歳であるミシェル・ヨーの年齢を感じさせない、でも若さだけではない存在感と迫力をもった“奇跡”の美貌は、波乱万丈だった彼女の半生によって磨かれたもの。スピーチで語ったマイノリティ、女性へのエールは、彼女だからこそ響く力強さで、世界中に届いたことでしょう。
数々のハードルの乗り越えてなお輝く彼女の活躍に、私たちはこれからも釘付けになりそうです。
ミシェル・ヨーの魅力について、より詳しくはこちらの記事をどうぞ >>【美容ジャーナリスト・齋藤 薫さん|今一番気になる、ミシェル・ヨー「奇跡も奇跡の60歳」の秘密を探る】
ミシェル・ヨーが授賞式でまとったのは、「ディオール」のドレス
アカデミー賞授賞式当日、ミシェル・ヨーはフェザーのウェーブがあしらわれたアイボリーシルクオーガンザのロングドレスをまとって登場。この軽やかさと豪奢さを兼ね備えたドレスは、「ディオール」のもの。アーティスティック ディレクターであるマリア・グラツィア・キウリによるオートクチュール コレクションの一着です。
何層ものレイヤーが贅沢に重なり合うこのドレス。なんと制作には200時間、さらに刺繍には450時間がかけられているそう! 繊細で緻密な手作業によって作られたドレスは、まさに「ディオール」のサヴォワールフェールがあってこその芸術品です。
メイクアップも「ディオール」で
授賞式でのミシェル・ヨーのメイクアップは、ディオールのブランドアンバサダーでもあるメイクアップアーティスト、サブリナ・ベドラニ(SABRINA BEDRANI)が担当。「ソフトでエフォートレスな輝きを放つ、ナチュラルな目元と、華やかなヌードピンクのリップが印象的なメイクを完成させた」とのこと。
魅惑的な口元には、『ディオール アディクト リップスティック 526 マロー ローズ』と『ディオール コントゥール 525 シェリー』が用いられました。
以上、ミシェル・ヨーの第95回アカデミー賞における主演女優賞受賞についてご紹介しました。年齢も差別も越えて強く輝く彼女に、心励まされた人も多いはず。一人の女性としても注目していきたい人物の一人です。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 長水香李