明日は3月30日ですが、毎月30日は『EPAの日』です。EPAとは、魚に多く含まれるエイコサペンタエン酸の略称で、中性脂肪を減らしたり動脈硬化などを予防をする効果がある成分、と言われております。29(にく)の日の次の日は魚を食べてバランスの良い食生活を…という提案から、毎月30日が記念日に制定されています。健康な身体づくりのために、栄養バランス、日々、意識してまいりたいですね。
ということで本日は「身体」にまつわる日本語クイズをお送りします。
【問題1】「脹脛」ってなんと読む?
「脹脛」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:足の一部で、「第二の心臓」とも呼ばれる部位です。
<使用例>
「スカートを選ぶときは、脹脛がかくれる丈を目安にしているの」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 脹脛(ふくらはぎ)です。
「脹」は「脹れる(ふくれる)」とも読み、「ふっくらしている」ことを意味する字です。「脛」は「脛(すね)」とも読み、「脛(はぎ)」は「脛(すね)」の同義語です。「脹脛(ふくらはぎ)」の筋肉は、縮んだりふくらんだりして、血液を上へと押し戻すポンプの役割をすることから、「第二の心臓」の異名も持つ部位です。健康を保つために、しっかり鍛えましょう。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「蟀谷」ってなんと読む?
「蟀谷」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:顔の上部にありますが、ものを噛むと動きます。
<使用例>
「蟀谷にあるほくろがコンプレックスだから、前髪をあげる髪型は避けているの」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 蟀谷(こめかみ)です。
「こめかみ」という呼び名は、「米を噛むと動く」から。「蟀谷」という表記は漢語に由来します。「蟀谷(こめかみ)」は、マッサージをすることで顔や頭の血行促進を促せる部位で、その一方、格闘技の世界などでは人体の急所の一つとして知られています。
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本日は、毎月30日『EPAの日』にちなんで、「身体」にまつわる日本語から、
・脹脛(ふくらはぎ)
・蟀谷(こめかみ)
の読み方についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』(株式会社小学館)/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/国際空手道連盟 極真会館ウェブサイト
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱