ワードローブの定番の組み合わせ、「デニム+ジャケット」。気負わないスタイルながら、大人にふさわしいきちんと感と、こなれたムードを合わせもち、ついリピートしてしまう人も多いかもしれません。鮮度の高いディテールや今っぽい着こなしで洗練度を増していた3名の着こなしをチェックしていきましょう。
■1:ゼンデイヤは…ストリートなローライズデニムをひとクセジャケットでモードに昇華
2022年9月3日、ニューヨークのソーホーでショッピング中の女優・歌手のゼンデイヤをキャッチ。ラペルの上部にあしらわれた尖ったシルバーのディテール&袖口から垂れ下がっているタッセルでウエスタン調の黒いジャケットに、ローライズのライトウォッシュデニムの組み合わせです。インナーのストライプシャツはボタンを1つだけ留め、ウエストを肌見せして大胆に着こなし、爽やかなストライプをモードなムードに。ネイビーのスクエアトゥブーツ、黒のサングラスでデニムルックを都会的に仕上げています。
■2:サラ・ハリスは…シックな配色とテーパードシルエットで大人に似合うデニムコーデに
パリファッションウィークに英国版『ヴォーグ』のエディター、サラ・ハリスが登場。ダークグレーのダブルジャケットにグレーのデニムを合わせて。デニムといってもブルーではないので、よりシックな印象です。先細りのテーパードシルエットがフェミニン。ポインテッドトゥのパンプスがシャープなスパイスを効かせ、オーバーサイズながら切れ味のいいコーディネートに。インナーの白Tシャツが顔映え効果を叶え、リュクス感光るゴールドのペンダントを引き立てています。
■3:マチルダ・デ・アンジェリスは…オーバーサイズジャケットにストレートデニムを合わせて端正に今っぽく
2023年2月25日にイタリア・ミラノコレクションで女優で歌手のマチルダ・デ・アンジェリスが見せたのは、ダブルのジャケットとブルーデニムのコーディネート。一見ありきたりなスタイルですが、ジャケットのオーバーサイズ感と、生真面目なムードのストレートデニムがモードに融合し、シックに着映えています。足元はバーガンディでフェミニンなツイストをを添えて。クラシックをモダンなディテールでエレベートしたバッグが、品格をアップしています。
定番の「デニム+ジャケット」コーデを今っぽく小粋にアップデートした3名をご覧いただきました。気負わす取り入れられるうえ洒落感絶大な着こなし、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子