春のあわただしさも落ち着き、ゆっくり自分を労われる日には、のんびりと優雅にアフタヌーンティーを楽しむのはいかがでしょうか。各地のラグジュアリーホテルでは、レストランやラウンジでバラエティに富んだアフタヌーンティーが提供されています。

目や舌で季節を楽しむスイーツやセイボリーから、ちょっとユニークなアートをモチーフとしたメニューまで。本記事では、東京、大阪、京都にある5つのホテルの、期間限定のアフタヌーンティーをご紹介します。

東京、大阪、京都で!ラグジュアリーホテルの「アフタヌーンティー」5選

■1:2種類のマンゴーを食べ比べ!「マンゴーアフタヌーンティー」/ホテル雅叙園東京

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「マンゴーアフタヌーンティー」1名 ¥4,950、グラスシャンパーニュ付 ¥6,820(税込み・サービス料別)

東京・目黒にある、日本美のミュージアムホテル「ホテル雅叙園東京」のCafe&Bar「結庵」では、2023年4月10日(月)~5月31日(水)の期間限定で「マンゴーアフタヌーンティー」が提供されています。

本アフタヌーンティーで使われているのは、オレンジ色で甘みが強く香り高いメキシカンマンゴーと、甘さと酸味のバランスがよいフィリピンマンゴーの2種類。特徴の異なる2種類のマンゴーを使い分け、さまざまなスタイルで提供してもらえます。

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2種類のマンゴーを多彩なスイーツで

メキシカンマンゴーを使った「完熟マンゴーの杏仁豆腐」は、マンゴーと好相性のココナッツリキュールのジュレやココナッツ風味のチョコレートを重ねた、南国のムードが漂う仕上がりに。

フィリピンマンゴーを使った「バナナとマンゴーのタルト」は、バナナのねっとりとした甘さに、フィリピンマンゴーの酸味が爽やかさを添えてくれます。ピンクペッパーがアクセントになったひと品です。

そのほか季節変わりのオリジナルブレンドティーには、マンゴーの香りを活かしたハーブティーや、フルーツティーなども登場。初夏の華やかさを感じられるトロピカルフルーツ、マンゴーの魅力を存分にお楽しみください。

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■2:新緑の時季を五感で味わう「ハーブガーデン アフタヌーンティー」/アマン東京

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「ハーブガーデン アフタヌーンティー」1名 ¥8,602(税・サービス料込み)

東京・大手町の高層複合ビル大手町タワーに位置する、アマン初の都市型ホテル「アマン東京」。33F「ザ・ラウンジ by アマン」では、2023年4月15日(土)~6月30日(金)まで、新緑の時季を五感で楽しむ「ハーブガーデン アフタヌーンティー」が登場します。

旬の食材を使い、毎シーズン異なるテーマで提供される「ザ・ラウンジ by アマン」のアフタヌーンティー。この春は「ハーブガーデン」をコンセプトに、すべてのメニューに身体にやさしいハーブを使用し、紅茶とマッチする味に仕上げられています。

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「ハーブガーデン アフタヌーンティー」のスイーツ

特製黒竹スタンドの上段を飾るのは、三つ葉のクローバーをイメージした、ミントとチョコレートのサントノレ。さわやかなミント風味のカスタードが入ったシューと、チョコレートクリームを合わせたスイーツです。てんとう虫を模したチョコレートがかわいらしいですよね。

中段、バジルとライムのクリームに、とろけるような口当たりのマンゴーを合わせたタルトや、「ディルと青リンゴのムース」などのスイーツ、下段、鰹の一番出汁のジュレを添えた「山椒とうすい豆腐のババロアと甘海老の山葵マリネ」といったセイボリーなど、ひとつひとつ個性豊かなアイテムは、いずれも目や舌を楽しませてくれそうです。

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4種類のヴィーガンクッキーのうち2種類をセレクト

さらに、本アフタヌーンティーでは、4種類のハーブを使った卵・乳製品不使用のヴィーガンクッキーから2種類お好きなものをセレクトしていただけます。

アマン東京オリジナルのトランクに入れられた、まるで宝石のようなクッキーたち。マジョラム×オートミール、ローズマリー×カカオ、タイム×アーモンド、フェンネル×抹茶といった、それぞれのハーブの香りと風味に合わせた4種類のフレーバークッキーです。もちろん紅茶との相性も抜群!

高級茶葉を使用したエクスクルーシヴな「ティースターコレクション」各種含む、ドイツの老舗紅茶ブランド「ロンネフェルト」のラインナップを常時15種以上取りそろえた「ザ・ラウンジ by アマン」。スイーツやセイボリーとのペアリングを楽しみながら、素敵なひとときを。

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■3:春をテーマとした季節のメニュー「adee アフタヌーンティー -spring-」/インターコンチネンタルホテル大阪

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「adee アフタヌーンティー -spring-」1名 ¥6,000、乾杯グラスシャンパン付 ¥8,100(いずれも税込み・サービス料別)

大阪・梅田の両駅に直結し、大阪の名所「グランフロント大阪」北館タワーCに位置する「インターコンチネンタルホテル大阪」。20Fバー「adee(アディ)」では、2023年6月11日(日)までの土日祝日限定で、「adee アフタヌーンティー -spring-」が提供されています。

春をテーマとした季節のアフタヌーンティー「adee アフタヌーンティー -spring-」。スイーツには、梅の酸味とまろやかにほんのり甘いホワイトチョコムースが口の中で溶ける「梅のブリュレとホワイトチョコムース」や、サクッとした食感のあとに、チェリーとピスタチオの風味がふわりと広がる「ピスタチオとチェリーキューブ」など6品が並びます。

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華やかなアフタヌーンティーのスイーツやセイボリー

セイボリーは、2022年に7年連続でミシュラン1つ星として掲載されたフレンチレストラン「Pierre(ピエール)」キッチンよりお届け。本格的な味わいをアフタヌーンティーで楽しんで。

さらに各日14:30~15:00と、16:00~16:30には、イギリス出身のR&Bシンガー、スチュアート・マンスフィールド氏によるライブも開催されます。

「adee アフタヌーンティー -spring-」は1日20席限定で、前日18:00までに要予約です。

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■4:爽やかな柑橘フルーツを使用!「柑橘のアフタヌーンティー」/ウェスティン都ホテル京都

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「柑橘のアフタヌーンティー」1名 ¥6,100(税・サービス料込み)

美しい町並みが広がる京都・東山に佇むラグジュアリーホテル「ウェスティン都ホテル京都」。ティーラウンジ「メイフェア」では、2023年5月31日(水)までの期間、旬の柑橘フルーツをふんだんに使った「柑橘のアフタヌーンティー」が提供されています。

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「柑橘のアフタヌーンティー」で並ぶスイーツ

日向夏や甘夏、ブラッドオレンジや柚子など、さまざまな柑橘類が使われた、彩りも爽やかなアフタヌーンティー。まずはその日おすすめの3種のフレッシュな柑橘類から、アフタヌーンティーはスタートします。

スイーツは、甘夏をあしらった大福、オレンジの入ったミルク寒天などの和菓子や、柚子風味のクリームをはさんだマカロンやレモン風味のレアチーズケーキなど8種のスイーツが並びます。見た目もとってもかわいらしいものばかり!

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セイボリーにも柑橘フルーツが使われています

セイボリーには、オレンジのクリームサンド、帆立とライムのマリネなど、柑橘類と相性もよく食べごたえのあるプレートが提供されます。まさに初夏を先取りするようなスイーツやセイボリーに、気分が盛り上がること間違いなしです。

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■5:“最後の晩餐”がモチーフ!アフタヌーン・エキシビション第8弾「サパー」/メズム東京、オートグラフ コレクション

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アフタヌーン・エキシビション第8弾「サパー」1名 ¥5,800(税・サービス料込み)

東京・竹芝に位置し、“TOKYO WAVES”をコンセプトとした唯一無二のラグジュアリーホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」。芸術家のアトリエ(工房)をテーマとした16Fバー&ラウンジ「ウィスク」では、2023年4月17日(月)~7月28日(金)の期間、平日24食限定で、アフタヌーンティー「サパー」が提供されます。

これは、名画をモチーフとした大好評のアフタヌーンティー「アフタヌーン・エキシビション」の第8弾。2021年の第3段で好評を博した、巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの代表作「最後の晩餐」の世界観を表現した「サパー(Supper)」のメニューを更新し、“再展示”されます。

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左から順に「ハマンの耳」「レモンのシャーベット」「魚の形のミートパイ」「チョコサンド」「マリトッツォ」「レバニ」「パン・ド・カンパーニュ」「クルフィ」「タルタ・デ・サンティアゴ」「キュネフェ」「ピッザ・マルゲリータ」「ティラミス」「マハラベイヤ」

スイーツやセイボリーは、名画「最後の晩餐」の登場人物13人になぞらえた、13種類。

例えば、中央のイエス・キリストの前に置いてある「パン・ド・カンパーニュ」は、「最後の晩餐」にて、イエスはパンを取り「これがわたしのからだである」と言い、杯を取り「これがわたしの血である」と言って弟子たちに与えたという有名な伝承から着想を得たひと品です。ペアリングのワインのモクテルとともに楽しんでほしいそう。

さらに、イスラエル出身のバルトロマイにちなんだ、イスラエルの代表的なお菓子「ハマンの耳」や、元漁師のアンデレにちなんだセイボリー「魚の形のミートパイ」など、それぞれの登場人物を表現したユニークなスイーツ、セイボリーを楽しめます。

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野菜モクテル&グリッシーニのなまハム巻き

さらに、天才画家であるとともに彫刻家、建築家、科学者、哲学者、さなざまな分野で才能を伸ばした「万能の天才」と称されたレオナルド・ダ・ヴィンチの食生活からイメージしたひと品「野菜モクテル&グリッシーニのなまハム巻き」も、セットでいただけます。

野菜のやさしい甘さが広がるオリジナルモクテルと、イタリア発祥の棒状のパン「グリッシーニ」に生ハムを巻き付けたイタリアではポピュラーなおつまみが、パレット型の皿の上に彩られます。「最後の晩餐」の始まりに、画家になった気分でお楽しみください。

アフタヌーンティーは前日17:00までの要予約です。

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新緑の季節を楽しむスイーツから、爽やかな柑橘やフルーツで初夏を先取りするメニュー、アートをモチーフとした唯一無二のひと品まで、各ラグジュアリーホテルが趣向を凝らした多彩なアフタヌーンティーを楽しむことができます。

土日限定や、平日限定など、開催日が決まっているものもありますので、ぜひ日程をチェックしたうえで、素敵なアフタヌーンティーへお出かけくださいね。

※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。

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この記事の執筆者
フリーランスの編集者・ライター。グルメやスイーツ、ライフスタイル系の記事執筆・編集を中心として活動中。元システムエンジニア、プログラマの経験を持つ。二児の母。趣味は料理、SNS、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買うご褒美スイーツが特に好き。
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EDIT :
小林麻美