カラーをテーマにした統一感のある装いが人気のイギリス・キャサリン皇太子妃。日差しが強くなってくるとより魅力的に映える「ブルー」も頻繁に登場する色味です。先日ウィンザーで開催されたイースター礼拝での着こなしのほか、明るい空に映えるブルーの着こなしをチェックしていきましょう。

■1:ノーブルさ際立つコバルトブルーのコートドレス

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ブルーでリンクコーデしたルイ王子と。

2023年4月9日、ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂でイースター礼拝に出席。ロンドンブランドによるコートドレスは、フラップポケット、大きなボタン、ミドル丈のフレアなライン、襟の青いベルベットトリムが特徴です。昨年のコモンウェルスデー(英連邦記念日)に着用したもののリピートですが、クラッチ&パンプスをチェンジ、また襟のトリムを半分にアレンジして鮮度をアップ。ショートネイルに珍しく真っ赤なマニキュアをほどこし、ヴィヴィッドなカラーハーモニーを楽しんでいました。

■2:優しげパウダーブルーとネイビーでメリハリを効かせて

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とろみ素材のボウタイがエレガンスを高めています。

2022年10月6日、北アイルランドのキャリクファーガスを訪問。ブルーを選んだのは、首都であるベルファスト市の旗と、北アイルランド議会のエンブレムの色味にインスパイアされたのかもしれません。シングルブレストのロングコートとインにアンサンブルのように合わせたボウタイ付きブラウスはパウダーブルー。ソフトな色味が顔まわりを華やかに演出します。ボトムにはネイビーのシガレットパンツとポインテッドトゥでメリハリを効かせて、スッキリ見えを叶えています。

■3:透け感素材&淡色ブルーで清涼感ある装いに

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ドロップタイプの揺れるイヤリングがフェミニンさを後押し!

2022年6月23日にケンブリッジのフィッツウィリアム博物館を訪れた際は、2でご紹介した同じコートのなかに、愛用ロンドンブランドのミディ丈ワンピースを合わせて。シアーなシルクシフォン素材にふんわりしたシルエットが春夏らしい一着です。クラッチやパンプスも締め色を使わず柔らかな色味で統一し、軽快なコーディネートにまとめています。

■4:視線を奪う!アイキャッチなブルーのサマードレス

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ドレスとお揃いのブルーのイヤリングで顔まわりにアクセントを。

2022年3月20日、ベリーズのホプキンスを訪問。海岸沿いのロケーションにぴったりな解放感あるミディ丈ワンピースにベージュのウェッジサンダルを合わせて。シックなスタイルが多い皇太子妃のカジュアルなサマードレス姿が新鮮! こちらはニューヨークブランドによる一着で、赤と青の花柄がプリントされています。太陽に映えるチアフルカラーですが、スクエアネックラインとスモックボディ、パフスリーブやティアードスカートといったディテールでフェミニンさを醸しています。大きなタッセルが特徴のバッグは、ナチュラル、レッド、ホワイトの 3色のストロー編み。装いをプレイフルに盛り上げています。

■5:真っ青な海を彷彿させるブルーのレースワンピース

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ヘアはハーフアップにして印象的なショルダーラインを強調。

2022年3月19日、ベリーズのフィリップ S. W ゴールドソン国際空港に到着。イギリスブランドの青いレースのワンピースはベリーズを囲む海よう。 Vのネックライン、ウエストのペプラムとリボンのディテール、膝丈のペンシルスカート、ハイショルダーの肘丈の袖で華やぎときちんと感が両立しています。クラッチとパンプスも彩度を統一し、品格あるスタイルを完成。


キャサリン皇太子妃のブルースタイルをご紹介しました。鮮やかな色合いでも華やかになり過ぎず、品よく仕上がるクールなカラー。すっきり爽やかな印象を与えてくれるので、気温が高くなるこれからのシーズンにぜひ参考にしてみてくださいね。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子